協同組合連携で被災地を支援-日本生協連、JCAなど栃木で2019年11月26日
台風15号、19号や豪雨により多くの地域で発生している被災を支援しようと日本生協連は11月24日、さまざまな分野の協同組合が参加する「ボランティアバス協同組合号」を栃木県の佐野市に出して被災者支援を行った。協同組合間連携の台風被災地支援としては初めてのことで11組織24人が参加した。
日本生協連は台風被害を受けた長野県や宮城県でボランティアセンターの運営支援を行ってきたが、災害エリアが広いため支援要請のある地域に「ボランティアバス」で駆けつけることを企画し、さまざまな協同組合に参加を呼びかけた。
参加したのは生協、JA、ワーカーズコープなど11組織24人。日本生協連が栃木県佐野市ボランティアセンターから支援要請を受けた住宅で地元のボランティアとともに泥だしや家具の運び出しを行った。
現地には台風による浸水から40日経った今も被災家屋に手をつけられてないところも多い。参加者が支援した住宅は高齢女性の一人暮らし。今は県営住宅に仮住まいしているという。朝から4時間ほどかけて畳や家具などを運び出した。「被災された方の希望を聞きながら片付けることを心がけた」と参加者は話す。
JAグループからはJA共済連、農協観光から参加した。
(写真)浸水被害にあった住宅で片付けを支援(写真:JCA提供)
(関連記事)
・被災地支援などで情報交換 「協同組合フォーラム」が初会合(19.11.26)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日