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小平市の全公立保育園・小中学校で「小平冬野菜煮だんごの日」 JA東京むさし2019年12月3日

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 JA東京むさしと、小平市、生産者が連携し、12月4日、5日に小平市内の全公立保育園・小中学校で、イベント給食「小平冬野菜煮だんご(すいとん)の日」を実施する。

 「冬野菜煮だんご」は、小平市で採れたニンジン、ダイコン、ハクサイなどの野菜と、同市内で採れた小麦で作った地粉を使用して調理する。 今回のイベント給食は、同市内の全公立保育園9園・小中学校27校で実施。給食を食べながら、若手農業者団体「JA東京むさし小平地区青壮年部」の部員が食育についての話をする。

 小平市の給食では地場産農産物を使う割合が年々増え、小学校・中学校とも約3割(2018年)が地場産農産物でまかなわれている。
 また、12月5日には、小平市役所の6階食堂で、「まっしぐら食堂」と銘打ち地元野菜をふんだんに使った"冬野菜煮だんご"と、JA東京むさし小平地区青壮年部が考案した"サトイモコロッケ"限定150食を提供する。
 なお、学校の取り組みでJA東京むさし小平支店が「平成28年度地場消費等優良活動表彰」の地域振興部門で、「農林水産省食料産業局長賞」を受賞している。
 授賞理由を見ると、「小平市の学校給食における地場産物の使用は、生産量や配送の制約もあり約5%程度でした。平成21年に『地場産農産物導入率30%』を市の目標とし、行政・JA・生産者による研究会を発足し、行政が体制づくりを助成し、JAが食材を配送する仕組みを確立しました。使用頻度の高い品目の作付拡大、地場産物を原料とした加工品の使用、地域食文化の伝承を進め、地場産物の使用割合を大きく向上」させたと記されている。

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