図画部門・内閣総理大臣賞は清和羽音さんに 「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール2019年12月10日
JA・都道府県中央会・JA全中が主催する第44回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・農林水産大臣賞ほか各賞が全国審査会で決定した。
表彰式は、令和2年1月11日に東京・大手町JAビルで開催する。
図画部門で内閣総理大臣賞を受賞した静岡県長泉町立北中学校3年・清和羽音さんの作品
「おむすびは勉強のおとも」(JA全中提供)
このコンクールは、昭和51年から開催し、今年で44回目を迎える。JAグループが推進する「みんなのよい食プロジェクト」の一環で実施。これからの食・農・地域を担う子どもたちに、ごはん・お米はもとより、国土を豊かに作り上げてきた稲作をはじめとする農業についての学びを深めてもらい、また、優れた作品を顕彰することを通じて、ごはん・お米の重要性をできるだけ多くの人に知ってもらうことを目的としている。
小・中学生を対象に、毎日のごはんでおいしかった思い出や、家族とのコミュニケーションなど「ごはん・お米」にまつわる作文・図画を募集し、優れた作品に、内閣総理大臣賞をはじめとする各賞を授与している。
今回の内閣総理大臣賞は、作文は海外旅行で初めて知った海外の稲作の姿と、日本の稲作との違いについて気づきや探求心を自分の言葉で表現し、図画では、おむすびをほおばりながら勉強を頑張っている姿が描かれており、いずれもすがすがしく、力強い作品となっている。
今回の応募点数は作文部門5万660点、図画部門6万767点だった。各都道府県での審査を経て、11月19日と20日に東京で全国審査会(審査会委員長:中村靖彦・東京農業大学客員教授)を開催。審査の結果、内閣総理大臣賞(2人)、文部科学大臣賞(6人)、農林水産大臣賞(6人)、全国農業協同組合中央会会長賞(6人)ほかを決定した。
【「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール 受賞者・作品名】(敬称略)
【内閣総理大臣賞】
◆作文
▽香川県 高松市立栗林小学校6年 長町そよか「広がれ!お米の可能性」
◆図画
▽静岡県 長泉町立北中学校3年 清和羽音「おむすびは勉強のおとも」
【文部科学大臣賞】
◆作文
▽山形県 米沢市立北部小学校3年 青木舞桂「日本のこころ「おそまつさま」」
▽茨城県 小美玉市立羽鳥小学校6年 山口哲平「受けつがれる祖父の味」
▽福井県 福井市足羽中学校3年 辻紗季「火祭りの塩むすびと私の夢」
◆図画
▽大阪府 堺市立野田小学校3年 今鹿倉由羽「かまどのごはんっておいしい!!」
▽大阪府 堺市立東百舌鳥小学校5年 菊永優介「じいちゃん退院おめでとう」
▽宮城県 涌谷町立涌谷中学校2年 皆川泉「地域文化学習「箟岳白山豊年踊り」」
【農林水産大臣賞】
◆作文
▽埼玉県 さいたま市立大谷場小学校3年 桂木花音「さい後のおにぎり」
▽山形県 庄内町立余目第三小学校6年 園部杏莉「庄内米は最高のお土産」
▽神奈川県 厚木市立相川中学校1年 大貫桜和「父が選んだ道」
◆図画
▽佐賀県 小城市立桜岡小学校2年 川原※田すみれ「なえがいっぱいのるよ」
※原はがんだれ(厂)に日に小
▽島根県 松江市立乃木小学校6年 石松祐「田植え」
▽佐賀県 伊万里市立国見中学校2年 荒木音羽「力を合わせて」
【全国農業協同組合中央会会長賞】
◆作文
▽沖縄県 石垣市立登野城小学校3年 小濵啓太「石垣島のお米作り」
▽長崎県 壱岐市立霞翠小学校4年 野元理彩「妹のもちふみ」
▽栃木県 宇都宮短期大学付属中学校1年 麦倉惟月「じいちゃん自慢の米」
◆図画
▽香川県 高松市立古高松小学校2年 右近敏明「いもうとと いねかり」
▽佐賀県 佐賀市立鍋島小学校5年 白浜早也花「おいしいお米にな?れ!」
▽広島県 広島市立井口台中学校1年 桝本陸斗「伝統を守る人々の豊作への祈り」
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