営農管理システム「Z-GIS」機能強化 「天晴れ」との連携サービスも JA全農2020年4月22日
JA全農は営農管理システム「Z-GIS」の機能強化として、国際航業が提供する人工衛星リモートセンシングによる作物診断サービス「天晴れ(あっぱれ)」との連携サービスを4月1日に開始した。
Z-GISはインターネット上の電子地図とMicrosoft Excelのワークシートを結びつけたGIS(地理情報システム)で、土地所有者や作付け品目・品種、生産履歴など、圃場に関する情報管理の効率化を目指して、平成30年4月にリリースした。
天晴れは人工衛星で撮影した画像をもとに、水稲、小麦、大麦、大豆、牧草を対象に、葉色や水分含量、タンパク含量等の解析が可能で、JAにおける営農指導等に活用されている。(営農支援サービス「天晴れ(あっぱれ)」の詳細)
Z-GISと天晴れが連携することで、天晴れ単体での利用に比べ診断依頼が簡便化されるとともに、診断結果をZ-GIS上で表示することが可能となり、他の圃場情報と併せて、よりきめ細やかな営農管理が可能となる。
JA全農は「Z-GIS」と「天晴れ」の連携マニュアルをホームページ上で公開し、今年度は農業現場においてJA等による本サービスの利活用を進める。今後も会員の要望などに基づいた機能強化をはかることで、Z-GISの利便性向上を目指すとしている。
・連携マニュアル「Z-GISを用いたリモートセンシング作物診断マニュアル」
・ダウンロード先:https://z-gis.net/99/usage/index.html
【問い合わせ先】
JA全農 耕種総合対策部 スマート農業推進室
担当:小宮山、大武、渡邊まで TEL:03-6271-8274
Email:zz_zk_smart@zennoh.or.jp
「Z-GIS」と「天晴れ」の連携イメージ
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日