人材確保に向け初の統一採用試験実施-JAグループ鹿児島2020年5月22日
JAグループ鹿児島は、今年度から県内13JAによる統一採用試験を開始する。募集窓口を一本化することにより、採用試験受験者の増加を促進するとともに、優秀な人材の確保につなげていく考えだ。
第1回めの統一試験は5月27日に鹿児島市内で実施。ホームページやメディア等での告知も含め、JA合同事業説明会に参加した学生を中心に広く受験を呼びかけた。従来、単協だけでは採用数が少ないことから、受験者を集めにくい側面があったが、統一試験を実施することにより多数の参加を見込む。
事務局はJA鹿児島中央会が担当。発生費用は、試験会場など共通する経費を各JAで按分負担する一方、適性試験料は希望者数に応じてJAごとの比率を決め配分する。
統一試験は、適性試験(基礎能力試験含む)と作文を実施。知的能力(言語、係数)や能力特性について判定し、作文は各JAで採点する。受験者から事前に第3希望までのJAを聞きとり、中央会が希望先JAに試験結果を通知。その後面接(二次試験)を行い採否を決定する。
採否情報は中央会が集約し、不採用となった受験者には他JAの二次募集情報等を継続的に発信していく。
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