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農業研修生の産地視察に協力-JA鶴岡2020年5月26日

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JA鶴岡は、鶴岡市立農業経営者育成学校(SEADS)で学ぶ研修生の産地視察に協力している。5月21日には、同市西郷地区のメロンやアルストロメリア、ミニトマトのほ場を研修生等約20人が来訪。就農に向け市内で栽培されている農作物について知識を深めた。

メロンのほ場では、生産者に様々な質問が寄せられたメロンのほ場では、生産者に様々な質問が寄せられた

JA鶴岡の営農指導員が各品目の栽培方法や出荷の流れ、10a当たりの粗収入等を解説。産地の特徴や歴史、校外学習の受け入れ等地域貢献活動についても言及した。

また、メロン生産者の斎藤司さんとアルストロメリア生産者の阿部秀和さんが、年間スケジュールや栽培する上で留意していることについて紹介した。ミニトマトのほ場では、品質安定と省力化が期待できるクロマルハナバチを使った授粉方法について、JA鶴岡の取り組みを説明した。研修生からは、作業人数や資材費用、授粉方法等様々な質問が寄せられた。

アルストロメリアの品種特性を学ぶSEADSの研修生アルストロメリアの品種特性を学ぶSEADSの研修生

SEADSには、今年4月に県内外から20~50歳の13人が一期生として入校。共同生活を行いながら、稲作や野菜作りの作業等2年間のカリキュラムで学んでいく予定。市やJAをはじめ教育機関、民間機関等8者が連携し、就農準備から経営安定化まで支援する。

アルストロメリアの品種特性を学ぶSEADSの研修生ミニトマトのほ場では、クロマルハナバチを使った授粉方法を紹介した

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