LAの3Qコールで共済契約者をフォロー JAあいち知多2020年6月4日
JAあいち知多は、電話で共済契約者と話す3Qコール活動を通じ、契約者の不安解消に努めている。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、訪問活動が難しくなっている現状を踏まえた対応。3Qコールは、ライフアドバイザー(LA)110人が5月27日現在2644世帯に実施。結果的に、推進総合実績も前年同期を上回っている。
3Qコールを行うLA
3Qコールは、JA共済連愛知尾張支所と連携し、4月上旬からスタート。契約者フォロー活動として、日常的に行っている3Q訪問活動の代替として電話で行っている。
会合で職員が3Qコールの必要性を共有。伊藤勝弥金融・共済担当常務は、「訪問活動を自粛する中でも、工夫することによってJA共済の使命は果たすことができる」と語る。
3Qコールでは、新型コロナウイルスへの不安を解消してもらうため、電話で情報を提供。「新型コロナウイルスと診断された場合、医療保障の共済金の支払い対象となる」「掛け金の支払い猶予期間の延長措置」「各種手続きが郵送でもできる」ことなどを丁寧に説明する。その上で、家族の状況変化や共済金の請求忘れ、契約の保障期間・保障額も確認する。
こうした会話を通じ、結果的に建物更生共済や生命共済などの契約につながっている。LAと、窓口を担当するスマイルサポーターがそれぞれ活動を工夫したことで、5月27日時点の推進総合実績(保障額)は前年比100.9%の実績を上げている。
本店LAの榊原一貴さんは、「在宅率が高い中、普段会えない契約者へ情報提供・収集することができた。契約者からも感謝されることが多かった」と成果を強調。
JA共済連愛知でも、「コロナ禍でも工夫を凝らせば、契約者フォローができることを示してもらった。多くのJAと事例を共有し、3Qコールの輪を広げていきたい」(普及部)との考えを示している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日