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「金沢すいか」令和2年産が初出荷 JA全農いしかわ2020年6月10日

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石川県産の青果物で最大の生産量を誇るスイカが初出荷を迎え、6月10日午前9時半からJA金沢市砂丘地集出荷場で選果作業が始まった。

初出荷を迎えた「金沢すいか」(石川県金沢市下安原町)初出荷を迎えた「金沢すいか」(石川県金沢市下安原町)

生産者が事前に持ちこんだ石川県産のスイカ「金沢すいか」は、選別機に流され続々と箱詰めされた。今年の栽培面積は県下全体で164.4ヘクタールで前年比97%。出荷量は56万ケースを見込んでいる。また、この日初出荷した金沢すいかは、県内最大の産地で今年の面積は107.6ヘクタールで前年比98%。出荷数量は41万ケースを見込んでいる。

4月は寒い日が多く、生育への影響が心配されたが、生産者の適切な管理と5月以降の安定した天候により、ほぼ平年並みの日程で初出荷された。

「金沢すいか」は、金沢市北西部の日本海に面した砂丘地で栽培。地下150メートルから汲み上げた白山連峰の伏流水で育てられ、砂丘地ならではの朝夕の寒暖差により、甘みが増し、シャリッとした歯ざわりのよさが特長だ。

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