和牛2頭分をJA職員が購入 県産品消費拡大で一丸 JA山口県2020年6月16日
JA山口県は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける県内の肉牛生産農家を応援するため「やまぐち和牛」2頭分を仕入れ、職員に販売した。牛肉の消費拡大と、職員が「やまぐち和牛」のおいしさ、すばらしさを再認識することで組合員やJA利用者へのアピールと消費拡大につなげる。
「やまぐち和牛」の消費拡大に購入で応援するJA職員ら(山口市)
コロナ禍の中、同JAは3月から「たべる!のむ!かざる!産地応援プロジェクト」に取り組み、県内農畜産物の消費拡大で農家を応援している。
今回は職員2192人を対象に「やまぐち和牛」2頭分を買い取り、9種類の部位にして約1300パックを販売したところすぐに完売した。
JA販売部の杉原寿信部長は「消費拡大支援はJA一丸の取り組み。この機会に牛肉のすばらしさをPRしてほしい。他の県産農畜産物の消費拡大にもしっかり取り組みたい」と話した。
やまぐち和牛は、県内全域で生産されている山口県産の和牛。5年に一度開催される和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会(全共)」で過去に銅メダル、銀メダルを獲得するなど上位入賞を果たしている。やまぐち和牛は、県内の他、おもに関西圏に向け出荷され、関東など東日本ではあまりお目にかからないが、JA全農が展開するJAタウンの特設サイト「ニッポンの農家応援支援プロジェクト」から、送料無料で購入できる。同サイトでは、脂身が少なく、和牛独特の風味がある山口県ならではの希少和牛「無角和種」を紹介している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(133)-改正食料・農業・農村基本法(19)-2025年3月15日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(50)【防除学習帖】第289回2025年3月15日
-
農薬の正しい使い方(23)【今さら聞けない営農情報】第289回2025年3月15日
-
イタリア旅行の穴場【イタリア通信】2025年3月15日
-
政府備蓄米 初回9割落札 60kg2万1217円 3月末にも店頭へ2025年3月14日
-
【人事異動】JA全共連(4月1日付)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年3月14日
-
(426)「豆腐バー」の教訓【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月14日
-
実需者と結びつきある飼料用米 支援継続を 日本農業法人協会2025年3月14日
-
オホーツクの恵み 完熟カボチャからフレークとパウダー JAサロマ2025年3月14日
-
日本一の産地の玉ねぎがせんべいに 産地の想い届ける一品 JAきたみらい(北海道)2025年3月14日
-
みおしずくがクッキーに 日野菜漬はふりかけに JAグリーン近江(滋賀県)2025年3月14日
-
地域の歴史受け継ぎ名峰・富士の恵み味わう かがり火大月みそ JAクレイン(山梨県)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全厚連(4月1日付)2025年3月14日
-
高まるバイオスティミュラント普及への期待 生産者への広報活動を強化 日本バイオスティミュラント協議会2025年3月14日
-
岩手県大船渡市大規模火災での共済金手続きを簡素化 JA共済連2025年3月14日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第107回2025年3月14日
-
3月14日は「蚕糸の日」 大日本蚕糸会2025年3月14日
-
種苗・農産物輸出の拡大に向けた植物検疫のボトルネック解消「農研植物病院」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年3月14日
-
【役員人事】農中信託銀行(4月1日付)2025年3月14日