農業生産の継続を支援 コロナ禍で貸出19億円ーJAバンク2020年6月29日
農林中央金庫は6月25日、新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう農産物の販売不振などで打撃を受けた農業者などへのJAバンクの貸出実績を公表した。
5月末時点でJAバンク(JA・信連・農林中央金庫)の貯金を原資とした貸出実績は175件、19億8100万円となった。県によって条件は異なるが低利、低保証料などで支援している。農林中央金庫によると和牛の販売不振などを受けた畜産経営や6次化に取り組む法人などが利用しているという。
また、日本政策金融公庫のセーフティネット資金の3月以降の受託資金は250件、39億3800万円となっている。
JAバンクは引き続き新型コロナで打撃を受けた農業者のサポートに取り組みこととしており「コロナ禍が原因で農業生産をやめることがないよう支援していく」(農林中央金庫)方針だ。
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