JAグループ新潟が「ご当地 ナスMAP」 県内各地の在来種を紹介2020年8月19日
「県内在来種のナスってどれくらいあるの?」――こんな素朴な疑問に答えようと、JAグループ新潟は「ご当地 ナスMAP」を作ってJA店舗などを訪れる人々の関心を誘っている。
「ご当地 ナスMAP」(クリックで拡大)
2017年の国の出荷統計でナスの作付面積全国ナンバー1を誇る新潟県。ところが、県民も含め、県内各地にどれだけのナスがあるのかをつぶさに知る人は少なく、地域特有のナスが存在することを知ってもらう手立てとして作ったのが今回のマップだ。
「新潟県はナス王国! ご当地ナスMAP」とネーミングされたマップ上には、およそ20ある在来種のナスの生産地や旬の時期を写真とともに紹介。最も多く在来種を抱える新潟市を例にとると、「十全」(水ナス系、白十全、本十全)6~9月、「島見」(丸ナス系)6~10月、「ヤキナス」(長ナス系)5~10月、「一日市」(丸ナス系)7~10月、「新潟黒十全」(水ナス系)6~9月、「鉛筆」(長ナス系)6~10月、「鷲の木鉛筆」(長ナス系)6~10月、「越後白なす」(白ナス系)6~10月など8種の存在が一目瞭然で分かる。
ナスの種類による特徴の違いも記されていて、例えば丸ナス系は、「ぎゅっと締まった肉質のため、荷崩れしにくい。煮物はもちろん、厚切りにしてステーキや田楽などで食べるのもおすすめ」と述べている。
レシピを載せるのも忘れていない。県内の「ダイニングスペース2002 DAO」の御手洗シェフによる「揚げ茄子ジャージャー麺」で、「夏にぴったりですよ」と同シェフのコメントも付けている。
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