フードバンクへ秋田県産食材を提供「秋田からのエール」贈呈式 JA全農あきた2020年9月7日
JA全農あきたは9月1日、(一社)フードバンクあきたへ秋田県産食材を提供する”秋田からのエール”贈呈式を開催した。
秋田県産食材を贈ったJA全農あきたの佐藤副本部長(写真右)とフードバンクあきた の林理事
JAグループ秋田とJA全農あきたは、5月から8月末まで、新型コロナウイルスの影響で活動自粛を余儀なくされている消費者を対象に緊急秋田米販促企画「秋田からのエール」キャンペーンを行った。消費者への応援だけでなく、農畜産物の販売に大きな影響が出ている生産者や、子どもたちへの支援にもつながる取り組みとして企画。キャンペーンには、第1弾と第2弾を合わせて7万通を超える応募があった。販売数量は約2万1000トンに上り、その売り上げの一部をもとに、秋田県産あきたこまち600キロと、ジュース「"のむ"りんご」40箱(1箱・180g20パック入)をフードバンクあきたに提供した。
JA全農あきたの佐藤英一副本部長は「子どもたちには"おいしい秋田米"を食べもらい、"おいしいりんごジュース"を飲んでもらい、新型コロナウイルスに負けずに健康で元気に過ごしてもらいたい。また、一日でも早く平常な社会活動に戻れれば」と話した。また、フードバンクあきたの林多実代表理事は「3月に新型コロナウイルスが発生してから、たくさんのSOSが届いている。この状況下で、今回の食料支援は本当にありがたい」と感謝を述べた。
今回贈呈した秋田県産あきたこまち、ジュース「"のむ"りんご」は、母子支援施設、児童養護施設を通じて子どもたちのもとに届けられる。また、県内で子ども食堂を運営している団体にも提供される予定。
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