1時間で完売 JA共済マルシェ2020年9月14日
JA共済連(青江伯夫会長)は9月10日、東京のJA共催ビルエントランスで産地直送野菜の販売を通じて生産者支援にもつなげようとする「JA共済マルシェ」を開いた。およそ220人が買い物を楽しみ、わずか1時間ほどで完売する盛況ぶりだった。
新鮮できれいな野菜にワクワク
マルシェはフランス語で「市場」のこと。ちょうど10回目に当たった8月20日の同マルシェでは、台風15・19号で大きな被害に遭った関東甲信越の野菜を対象に都心の住民が買い物を楽しんだ。通算11回目の今回は、ちょうどシーズンを迎えた台風の到来を意識して開催し、確実に農産物を会場に並べられるよう、長野県産のぶどうや千葉県産の梨などを中心に全国から秋の味覚980点余りを直送の形で取り寄せた。
当日は、販売開始前からこの日を楽しみにしていた近隣の住民や会社員などおよそ220人(主催者発表)が会場に列をなし、11時の開始からわずか1時間ほどの12時過ぎには「完売」となる盛況ぶりだった。
楽しそうに満面の笑みを浮かべながら買い物を楽しんでいた近隣に住むという主婦は、「2回目の参加。前回購入した桃が家族に大好評だったので開催を待っていた」と話し、「マンションに掲示されていたチラシでマルシェを知った。いつも行くスーパーより安いし、そこには置いていない加工品も充実していて大変満足」とうれしそうに語ってくれた。
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