新「JA松本ハイランド」発足畜産で長野県内トップに2020年11月13日
長野県の松本地区のJA松本ハイランド、JA松本市、JA塩尻市の3JAが合併し、新「松本ハイランド農協」(JA松本ハイランド)が11月1日発足した。販売取扱高で県内4番目となり、畜産では県内トップのJAとなった。

新JA松本ハイランドの組合員数は4万1033人(正組合員2万5700人、准組合員1万5333人)で、組合員数はJAながのに次いで2番目。販売品取扱高(令和元年度3JA合計)は201億4400万円で、でJAながの、JA中野市、JA長野八ケ岳に次いで4番目だが、特に畜産は33億7600万円で県畜産トップとなる。貯金残高は3716億円。
発足にあたり新JAの伊藤茂代表理事組合長は「組合員との信頼関係をより深め、合併による経営基盤強化により、農業生産の維持・拡大対策の強化、スケールメリットの発揮、各JAが培ってきた人材を活かした専門機能の発揮など、合併効果を最大限に発揮し、JAの使命である農業所得の向上や地域農業の振興に貢献し、地域社会の活性化に向けて役職員一丸となって取り組む」と、決意を述べた。
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