JAふくしま未来が特別賞「SDGsアワード」JAグループ初の快挙2020年12月22日
政府が主催のSDGs推進本部は12月21日、「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けて優れた取り組みを推進する企業や団体を表彰する「第4回ジャパンSDGsアワード」を発表。特別賞の「SDGsパートナーシップ賞」に福島県のJAふくしま未来が選ばれた。JAグループでは初の受賞となる快挙。
同JAは、東日本大震災による原子力災害を経験したJAとして取り組んできた農業振興、地域の学生支援、女性の活躍の場づくり、防災・減災など地球規模の課題への貢献につながる多くの取り組みが評価された。
同日、首相官邸で表彰式が行われ、数又清市組合長は「協同組合の理念に基づいた事業展開が評価されうれしい。これを機に、日本の農業や農産物に関心を高めるきっかけになってほしい」と話した。
今回の受賞に際し、JA全中の中家徹会長は「今、世界は頻発する自然災害や新型コロナウイルスの中、きわめて困難な時代に直面しているが、このような時代だからこそSDGsのめざす持続可能な社会づくりの重要性は一層増してくる。今回のJAふくしま未来の受賞を契機に、『食と農を基軸として地域に根ざした協同組合』として、引き続き創意工夫ある取り組みを通じて、SDGsの達成に貢献してまいります」とコメントしている。
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