「スカイベリー栃木プレミアム」登場 JAおやま いちご部会など認証2021年1月12日
いちご生産量日本一の栃木県で17年の歳月をかけ、10万株の中から選び抜かれた三ツ星いちご「スカイベリー」の中でも、「大きさ」「美しさ」「美味しさ」を極めた「スカイベリー栃木プレミアム」が発売される。
栃木県は、いちごや梨、米、和牛など、数多くの農産物について、農業団体や市場関係者、行政など多くの関係者が一丸となって、そのブランド価値の向上に取り組んでいる。その一環として始まったのが、「プレミアム商品」づくりで、「栃木プレミアム」は、これまでのテスト販売や流通実証を積み重ねて設定した「品質基準」をクリアした商品。認証制度に基づき、(一社)とちぎ農産物マーケティング協会が認証した生産団体などが出荷する。
同制度は、県が定めた品質基準を満たした農産物を生産・流通できる生産者団体などを認証するもので2020年10月、梨の「にっこり栃木プレミアム」の販売を開始。第二弾として、いちごの「スカイベリー栃木プレミアム」が発売される。
「スカイベリー栃木プレミアム」は、スカイベリーの大きさ、美しさ、美味しさを最大限に引き出した、こだわりのいちご。果重は35グラム以上、5センチ以上と存在感がある上、いちごの理想型である端正な円すい形が特長。最高の美味しさを追求するため、定期的な糖度チェックに加え、品質が安定する厳寒期のみに出荷するなど、徹底した管理を行っている。
高品質な「スカイベリー栃木プレミアム」を作るには、土づくりや温度管理など高い技術力が必要であるため、「栃木プレミアム」の認証制度では、その熟練の技術をもつ生産者を指定し、商品を選別・販売できる組織を認証の対象としている。認証制度の初年度となる今年は、JAおやまいちご部会と(株)佐野観光農園の2つの組織が認証を取得。東京都心の一部の店舗や佐野観光農園の直売所で「スカイベリー栃木プレミアム」を限定販売する。
「スカイベリー栃木プレミアム」の甘くて上質な味わい、ジューシーでなめらかな食感と華やかな見栄えは、極上スイーツにも匹敵。そのまま、マカロンのようにフィンガースイーツにしても、円すい形の美しさが栄え、カット・アレンジして一皿に並べるだけでも、その一粒の大きさから、そこにお花が咲いたような美しいデザートになる。
重要な記事
最新の記事
-
2万円が下値になった6年産米ハシリ価格【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月23日
-
「Webマイページ」操作ガイドを表示するサポート機能を導入 JA共済連2024年7月23日
-
埼玉県スマート農業展示会に出展 最新アシストスーツを紹介 ダイヤ工業2024年7月23日
-
クリエアナブキと業務提携締結 四国地域の一次産業人材支援へ YUIME2024年7月23日
-
「いわて牛」「いわて短角和牛」ローストビーフ食べ比べセットを新発売 JAタウン2024年7月23日
-
【役員人事】農協流通研究所(6月7日付)2024年7月23日
-
【人事異動】JA共済連(8月1日付)2024年7月23日
-
暖冬、ひょう、カメムシで梅が歴史的不作 収穫半減で価格高騰 農業総研2024年7月23日
-
総供給高は10か月連続で前年超え 6月度供給高速報 日本生協連2024年7月23日
-
瀬戸内産レモンをふんだんに使用 夏限定「瀬戸内レモンタルト」新登場 生活クラブ2024年7月23日
-
水稲栽培テーマに「有機農業・自然農法技術交流会」8月に開催 自然農法センター2024年7月23日
-
神戸~大阪鉄道開業150周年 記念ラベルの日本酒一合缶「福寿」数量限定で新発売2024年7月23日
-
小さなトマト「マイクロトム」遺伝子型の比較と高精度全ゲノム解読から品種改良へ2024年7月23日
-
史上最小「ハッピーターン ちいさいのに濃いやつ」期間限定発売 亀田製菓2024年7月23日
-
今が旬のブルーベリー 摘み取り農園が開園 東京都日野市2024年7月23日
-
果物専門EC「Bonchi」果樹農家をめざす若手新規就農者を募集開始2024年7月23日
-
夏の酪農を救え 生産者の声伝え家庭消費を呼びかけ パルシステム2024年7月23日
-
もみ殻が燃料 バイオマス地域熱供給プラント 秋田県大潟村で竣工 シン・エナジー2024年7月23日
-
トマトの免疫システムを回避する病原菌の変異メカニズムを解明 摂南大学2024年7月23日
-
ガラス化保存法の改良でブタ卵子発生率が2倍以上に 農研機構2024年7月23日