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各地区代表が活動体験を発表 JA全国女性大会2021年1月22日

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第66回JA全国女性大会が1月20日にオンラインで開かれ、約1000人がウェブ中継の配信に参加。大会では地区代表に選出された6人の体験発表が行われ、SDGsの取り組みやWithコロナ時代に対応した女性組織活動を報告した。

令和2年度JA女性組織活動体験発表

JAピンネ女性部 鎌田眞美さん

《東北北海道地区》

「ピンネ女性部 2年間の活動報告」 北海道 JAピンネ女性部 鎌田眞美さん

JAピンネ女性部は、女性部員38人、フレッシュミズ35人の計73人の組織。同女性部も多くの組織の例に漏れず、部員の減少や高齢化、役員のなり手不足を抱えていた。その中で鎌田さんはJA役員の家族であることもあり、組織をなくしてはならないという強い危機感から部長に立候補し、2年間同女性部の部長を務めた。

1年目は新規行事は行わず、アンケートを実施し、有機栽培などを活動に取り入れた。そして2年目は、空知で学んだ部会制を導入。「ヨガ部」と「食育部」を立ち上げた。また、「豆腐作り」にも取り組んだ。豆腐はそれぞれの仲間内で作っていたが、女性部としては初めての活動となった。

どの活動も好評で継続実施が希望されている。現在、ピンネ女性部は解散危機から、楽しみながら組織を継続していくという状態にある。さらにパン部会や乾燥野菜部会活動を自主的に実施し、女性部行事への参加率も高い。今後の活躍に期待したい。

JA邑楽館林女性会 堀口葉子さん

《関東甲信越地区》

「女性会との優しい出会い...」 群馬県 JA邑楽館林女性会 堀口葉子さん

上毛かるたで歌われている「鶴舞う形の群馬県」のクチバシに位置しているJA邑楽館林。この地域はキュウリの産地ということから、数年前からキュウリを使った料理に取り組んでいる。昨年12月には、念願の女性会初の交流イベント「女性会の集い」をJA本所で開催。そこで女性会各支部で地場産の野菜を使った「キュウリの肉巻き」「邑美人白菜のクリームグラタン」など計25品の料理をバイキング形式で提供した。JA常勤役員が採点し、最優秀賞・優秀賞・組合長賞を選出。イベントは大盛況のうちに終わることができた。

最近ではコロナ禍の影響で活動は停止状態だが、今後は情報発信の方法を変え、仲間の絆や食と農の大切さ、地域とのつながりを広めていきたいと話す。

JAとぴあ浜松女性部 川島好子さん

《東北北陸地区》

「地域の元気・ふれあいは槙の里から」 静岡県 JAとぴあ浜松女性部 川島好子さん

川島さんら女性部員は助け合い組織「槙の会」のスタッフとして活動。槙の会では介護予防の観点から元気高齢者を対象に年間190日、4000人の利用者が楽しい時間を過ごしている。

元気な高齢者が集う「ふれあいセンター槙の里」での活動のほか、「槙の里こども食堂」にも挑戦。「同こども食堂」では、ファーマーズマーケットから提供された野菜で昼食を用意し、レクリエーションのアイデアを活かしたミニ夏祭りも開催した。

高齢者への取り組みはもちろんのこと、これからは地域のこどもたちが食と農にふれることができる「槙の里」。世代を超えた地域のつながりや豊かな暮らしを目指す活動が、持続可能な社会の実現に貢献する取り組みだと思うと話した。

JAおうみ冨士女性部 杉田英子さん

《近畿地区》

「コロナに負けるな」 滋賀県 JAおうみ冨士女性部 杉田英子さん

コロナ禍で部員の多くが活動の場を失うなか、自宅でできる活動としてマスクの製作・販売を提案。部員への周知方法として、JAの広報誌に女性部の通信コーナーを設け、部員との連絡ツール「VIVA!!通信」を開設した。手作りマスクはJAの農産物直売所「おうちんち」で販売し、その売り上げ一部を医療機関の募金につなげることができた。この活動は「女性部手作り品の店」として、7月からのレジ袋有料化に伴うエコバックの需要など、地域社会のニーズに合う商品も加え継続している。

高齢者の多くが活動自粛のなかでもカルチャー教室の部員には、テレビを見ながら行うラジオ体操を提案。参加者にはラジオ体操カードを配布し、日々のやる気にもつながっている。現在、165人の部員が参加し、人気を博している。同女性部ではこの経験を活かし、今後も苦難に立ち向かえる活気ある女性部活動を仲間とともに進めていく。

JAしまね雲南女性部 高橋美佐子さん

《中四国地区》

「私たちのガールズ?コレクション~地域で輝く女性部を目指して~」 島根県 JAしまね雲南女性部 高橋美佐子さん

JAしまね雲南女性部では現在管内に10支部あり、それぞれの支部で食育や地域貢献活動を行っている。高橋さんが役員を努め、活動も順調だったが、JA職員が女性部の活動をあまり理解していないことに気付く。そこで、女性部の「見える化」を進め、活動をJA広報誌・支店だよりなどに掲載したところ、大きな反響があった。

昨年は「JA女性のつどい 家の光大会」でファッションショーにも挑戦した。女性部の中でプロの演出家の知り合いがいたため、舞台監督を依頼。ウォーキングの練習などを行い迎えた本番では、42人のモデルがステージから客席へと続くランウェイを笑顔で歩き、カジュアルからフォーマルへの早着替えも披露した。

この取り組みは支部や世代を超え、出演者、スタッフとして参加したJA職員と心を一つにすることができた。今後も地域という横軸に女性部員が縦軸として加わり、さらにJAが加わって強い絆を紡いでいきたいと話した。

JA菊池女性部 荒木孝子さん

《九州地区》

「これが私の進む道~女性が輝き続けるために~」 熊本県 JA菊池女性部 荒木孝子さん

「きくちのまんま」は女性の自立と地域に新鮮で安心・安全な農産物を提供している農産物市場。小規模店舗だが3店舗を展開し、年間売り上げ10億円を超える組合員や地域に愛される店舗に成長している。「きくちのまんま」の特徴は女性部員でなければ出荷できないこと。出荷するための審査を女性部事務局の生活指導員が行う。出荷協議委員になると自分の通帳を作り、出荷代金が振り込まれる仕組みで小さいながらも起業家となる。

現在は地元小中学校の給食センター、保育園、福祉施設に「まんま店」の野菜を供給し、当初の約12倍、2450万円の販売高につながっている。今回、この活動が熊本県農業コンクールにおいて、「地域農力部門秀賞」「女性の活躍賞」で農林水産大臣賞表彰を受賞した。

今後は野菜の売れ残りを防ぐため、乾燥野菜として出荷できないか検討し商品化を進めている。これからも女性がさまざまな事に参画し、自分を磨きながら前へ進んでいきたいと話した。

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