JA十勝清水町など10産品受賞 フード・アクション・ニッポン・アワード2021年1月28日
農林水産省は1月26日、国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者・団体等の優れた産品を発掘する「フード・アクション・ニッポン・アワード2020」の表彰式をオンラインで開催。一次審査を経て決定した入賞100産品の中から、選りすぐりの「受賞」産品が選ばれ、表彰された。
JA十勝清水町が受賞した「とかリット(にんにく旨塩)」
「日本の魅力ある産品を、今だからこそ知ってほしい」をテーマに行われた今年度は、全国の農林水産物の生産者・食品製造業者・加工事業者などを対象に、一次生産物全般・調味料・加工食品・菓子類・飲料の5つのカテゴリーで、産品を募集。全国から1019産品の応募があった。
受賞したのは、ヤマヤ醤油「発酵旨味オイル」(静岡)、新湊かまぼこ「かまぼこチップス」(富山)、猫島商店「レモン胡椒」(広島)、MightyKonjac「てんぐの玉手箱」(群馬)、JA十勝清水町「とかリット(にんにく旨塩)」(北海道)、マウントスマイル「酒田の塩 浅漬けの素」(山形)、フタバ「UMAMIだし 野菜」(新潟)、後藤製菓「ジンジャーパウダー」(大分)、HellCompany「ゴロゴロドン丼」(大分)、山田屋水産「おひさまだい だいだい胡椒」(静岡)の10産品。
JA十勝清水町は、高級スーパーの紀ノ國屋の選出でスナック菓子「とかリット(にんにく旨塩)」が受賞。栽培からこだわったブランドにんにく「十勝清水にんにく」を同JA所有のパウダー工場で粉末加工することで、にんにくの持つ旨みを凝縮。紀ノ國屋の堤口貴子社長は「食べはじめると止まらない、そしておやつにも、おつまみにもいただける。おいしい作物は、おいしい畑からをモットーに、土へのこだわり、安全・安心の商品、食材を作るということが、紀ノ國屋がめざすところと完全一致しており共鳴を感じた」とコメント。同JAは「コロナ禍で、暗い話題ばかりの中、今回の受賞はひとつの希望。本気で何かを作り上げると、このように日本のトップランナーの方々に評価していただける商品が作れるという自信につながった」と話している。
また、"FANバサダー芸人"を務める小島よしお、クック井上。が「FANバサダー芸人が選ぶ優れた3産品」として鹿児島県立鶴翔高等学校「旨鹿醤」(鹿児島)、ノフレ食品「やみつきニシン」(北海道)、アビアス京都「京都が育んだキノコの濃熟ポタージュ」(京都)を選出。特別賞に、東御こもだ果樹園「皮ごと食べる3色ぶどうギフトセット」(長野)、千葉農園「余目曲がりネギ」(宮城)、馬場園芸「白い果実フローズン」(岩手)が選ばれた。
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