生産量日本一の山形県産「啓翁桜」海外へPR 紹介動画を公開 JA全農山形2021年2月5日
JA全農山形は、山形県産「啓翁桜」の海外へ向けて紹介する動画を公開。各JAや豊明花き(株)、山形県国際経済振興機構など各関係先と協力し、生産量日本一の山形県産「啓翁桜」をPRする。
生産量日本一を誇る山形県産の啓翁桜
海外輸出が最盛期を迎えた啓翁桜は、1月12日にロシア向けから出荷が始まり、3月末までシンガポール、ロシア(モスクワ)、香港、マカオ、中国(広州)、インドネシア、フィリピンの7つの地域へ、計8000本の出荷を予定している。同JAでは例年行われている海外でのPRイベントなどが新型コロナウイルスの影響で実施できなくなり、今年は英語と広東語の字幕を付けた「啓翁桜」を紹介する動画を製作した。
啓翁桜は、2月12日から始まる中華圏の旧正月「春節」が最大の需要期間。2月3日にはJAさがえ西村山の啓翁桜促成室(西川町)で、インドネシア、香港、マカオ、広州の4つの地域に送る60センチから150センチの啓翁桜、計3000本の出荷作業が行われた。出荷された啓翁桜はチャーター便で愛知豊明花き市場へ運ばれ、成田国際空港で各輸出先へ届けられた。
JA全農山形は2014年から「啓翁桜」の海外輸出を開始。冬に咲く桜として海外でも知名度が高い啓翁桜は、品質の高さで評価されており、輸出先では、高級ホテルのロビーやカフェ・レストランなどの飲食店で飾られている。
JAさがえ西村山の啓翁桜促成室で行われた出荷作業の様子
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