「アバター店員」が接客 JAひまわりグリーンセンター音羽で実証実験実施2021年2月10日
ソーシャルデザインカンパニーのHEROES(株)は、愛知県豊川市のJAひまわりグリーンセンター音羽で、弁当や惣菜を委託販売しているケイフードサービスと共同でHEROESが開発したアバターコミュニケーションプラットフォーム「AvaTalk(アバトーク)」を活用し、アバターがすすめる商品を案内する“アバター店員”の実証実験を2020年11月から約3か月間実施した。
![アバター店員がおすすめの弁当や惣菜を案内](https://www.jacom.or.jp/noukyo/images/nous21021027_1.jpg)
ケイフードサービスは、2020年4月からJAひまわりの店内に webカメラを設置して購入者の動向を調査。「丼ぶり人気があること」「夕方まで売れないもの」「購入時間帯の年齢層」などの情報を得ることができ、結果として売上の向上、新商品開発に繋げることができた。
今回はそれに加えて、消費者のニーズを"直接"に聞きだすため、遠隔対面の販売員がモニターで接客するアバター店員の導入を決定。遠隔対面販売員がモニターで接客するアバター店員の導入により、利用者は店頭で、弁当の味や、こだわりなど、表示されていない情報を直接質問することができる。実際に利用した消費者からは「そんなに違和感ない」「聞きたいことを質問できてよかった」などの感想があった。
![消費者からは「そんなに違和感ない」との感想も](https://www.jacom.or.jp/noukyo/images/nous21021027_2.jpg)
「AvaTalk」は、お互いの表情と連動したアバターを介して話し(Talk)をする「対話ツール」。個人が特定されないことから、初対面でも相手の身なりや表情を気にすることなく会話に集中できる効果がある。また、ケイフードサービスとHEROESは個人が特定されない利点を生かし、いずれは自宅や療養先から就労困難者にアバター店員になってもらうことで、自宅で接客対応ができるバリアフリー社会の創造をめざしている。
重要な記事
最新の記事
-
「Webマイページ」操作ガイドを表示するサポート機能を導入 JA共済連2024年7月23日
-
【人事異動】JA共済連(8月1日付)2024年7月23日
-
もみ殻が燃料 バイオマス地域熱供給プラント 秋田県大潟村で竣工 シン・エナジー2024年7月23日
-
トマトの免疫システムを回避する病原菌の変異メカニズムを解明 摂南大学2024年7月23日
-
「お料理セット」10周年 年間約1000万点に成長 利用感謝で肉増量 パルシステム2024年7月23日
-
【特殊報】タマネギえそ条斑病 県内で初めてタマネギほ場で確認 和歌山県2024年7月22日
-
【注意報】早期水稲に斑点米カメムシ類 栽培地域で多発のおそれ 熊本県2024年7月22日
-
【注意報】周辺草地と本田で斑点米カメムシ類が多発 適期防除を 宮城県2024年7月22日
-
国際協同組合デー「私たちは幸せに生きることはできない」 パレスチナの協同組合連合会2024年7月22日
-
外国法人が議決権持つ法人の農地取得 累計0.6ha 2023年 農水省調査2024年7月22日
-
外国資本による森林取得 累計で2868ha 林野庁2024年7月22日
-
「みどり戦略」実践へ 農業を次代につなぐ 農水省・久保牧衣子氏【全中教育部・オンラインJAアカデミー】2024年7月22日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県「たわわタウン谷山」で買い物とランチを満喫 JAタウン2024年7月22日
-
JR大阪駅で「みのりみのるマルシェ 岡山の実り」27日に開催 JA全農2024年7月22日
-
植物病害を発生拡大予測する数理モデル開発 トマトかいよう病の防除対策開発へ 農研機構2024年7月22日
-
農薬出荷数量は6.1%減、農薬出荷金額は3.8%減 2024年農薬年度5月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年7月22日
-
「第3回全農 全日本中学生カーリング選手権大会」新潟で26日から開催2024年7月22日
-
令和6年度「TOYOHASHI AGRIMEETUP」始動 第1回交流会の参加者募集 愛知県豊橋市2024年7月22日
-
福島県南相馬市「みらい農業学校」第2期入学生の募集を開始 マイファーム2024年7月22日
-
独自技術で水田の中干しを測定 北海道岩見沢市で実証実験 ソラテクノロジー2024年7月22日