「マーケットインの産地づくりへ」先進産地を徹底分析 JCAが著書出版2021年2月16日
日本協同組合連携機構(JCA)は1月31日、「新刊『マーケットイン型産地づくりJA~農協共販の新段階への接近~』」=写真=を出版した。JA長野八ケ岳(長野県)、JAとぴあ浜松(静岡県)、JA富里市(千葉県)、JA紀州(和歌山県)、JA里浦(徳島県)の先進的な取り組みを分析している。
マーケットイン型産地づくり
JCAは2017年から、マーケットインに対応した園芸産地づくりについて、愛媛大学の板橋衛教授を座長に、調査研究してきた。具体的なあり方として、卸売市場から川下にある実需者を顧客として認識し、そのニーズに働きかけるため、JAの営農販事業や生産部会を見直すことを『マーケットイン型産地づくり』としてとらえて、理論と実証の両面から検討してきた。
板橋教授の編著で、坂知樹(長野県農協地域開発機構)、岸上光克(和歌山大学)、尾高恵美(農林中金総合研究所)、西井賢吾(JCA)、岩﨑真之介(同)の各氏が執筆した。発行は筑波書房で本体価格3000円(税別)。
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