ミキティも共感「農業」を働き方の選択肢に「パラレルノーカー」本格始動 JAグループ北海道2021年2月17日
JAグループ北海道は、春からの農業繁忙期に向けて、本業と平行して気軽に農業ができる取り組み「パラレルノーカー」を本格的に開始。北海道出身でモーニング娘。OGの藤本美貴を起用し、CMソングに、北海道出身の人気ロックバンド、GLAYの「はじまりのうた」を使ったテレビCM「パラレルノーカーはじまっています篇」を2月16日から、北海道限定でオンエアしている。
テレビCM「パラレルノーカーはじまっています篇」
北海道では、コロナ禍で、外国人技能実習生が来日できないなど、農家の人手不足が深刻化し、働き口にも、様々な影響がでている。「パラレルノーカー」は、これらの問題を解決する糸口になるよう、農業を仕事にするイメージをより身近なものとし、農業を仕事の選択肢として考えてもらうためのJAグループ北海道の取り組みだ。
希望者は、パラレルノーカー特設サイトから各求人サイトを通じて応募し、求人する農家とマッチングすることで、これまで農業に馴染みのなかった人や、他に本業があっても短期的な農業への参加が可能となる。パラレルノーカーとの連携もあり、2020年はJAグループ北海道と北海道農政部などの取り組みにより、294人の就労マッチングが成立した。
社会のデジタル化で、テレワークツールなどが導入され、時間や場所に縛られない多様な働き方が浸透する中、農業にふれることで、食に対する考え方が変わる人は少なくないことから、JAグループ北海道は、「パラレルノーカー」を通じて、低迷する日本の食料自給率の向上にもつなげたいとしている。
テレビCMに出演した藤本さんは「パラレルノーカーとして、週末だけでもいいから農業を専門でしている方のところで体験して、ちょっとでも農業を身近に感じてもらえたらすごく素敵だなと思いました。食の大切さを考えるきっかけにもなると思うので、自分のできるペースから農業を始めてみるのは本当におすすめです」とコメント。また、GLAYのボーカルで母親の実家が農業を営んでいるTERUさんは「小中学生の頃は収穫などお手伝いをして農業を営む大変さを感じていましたが、それ以上に楽しさや自分で収穫した作物の美味しさなどを体感しました。新たな発想である"農業をする時代から農業もする時代へ"というコンセプトは今の時代にとてもあっていると思います。北海道の雄大な自然に触れられる農業が今以上に発展する事を願っています」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(133)-改正食料・農業・農村基本法(19)-2025年3月15日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(50)【防除学習帖】第289回2025年3月15日
-
農薬の正しい使い方(23)【今さら聞けない営農情報】第289回2025年3月15日
-
イタリア旅行の穴場【イタリア通信】2025年3月15日
-
政府備蓄米 初回9割落札 60kg2万1217円 3月末にも店頭へ2025年3月14日
-
【人事異動】JA全共連(4月1日付)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年3月14日
-
(426)「豆腐バー」の教訓【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月14日
-
実需者と結びつきある飼料用米 支援継続を 日本農業法人協会2025年3月14日
-
オホーツクの恵み 完熟カボチャからフレークとパウダー JAサロマ2025年3月14日
-
日本一の産地の玉ねぎがせんべいに 産地の想い届ける一品 JAきたみらい(北海道)2025年3月14日
-
みおしずくがクッキーに 日野菜漬はふりかけに JAグリーン近江(滋賀県)2025年3月14日
-
地域の歴史受け継ぎ名峰・富士の恵み味わう かがり火大月みそ JAクレイン(山梨県)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全厚連(4月1日付)2025年3月14日
-
高まるバイオスティミュラント普及への期待 生産者への広報活動を強化 日本バイオスティミュラント協議会2025年3月14日
-
岩手県大船渡市大規模火災での共済金手続きを簡素化 JA共済連2025年3月14日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第107回2025年3月14日
-
3月14日は「蚕糸の日」 大日本蚕糸会2025年3月14日
-
種苗・農産物輸出の拡大に向けた植物検疫のボトルネック解消「農研植物病院」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年3月14日
-
【役員人事】農中信託銀行(4月1日付)2025年3月14日