優れた広報活動表彰 JA香川県など6JA JA全中・広報大賞2021年3月1日
JA全中は2月26日、都内で令和2年度JA広報大賞表彰を行った。「総合の部」大賞のJA香川県、準大賞のJAいわて中央、JAえちご上越、それに「組合員向け広報誌の部」優秀賞のJA会津よつば、「地域密着型広報活動の部」優秀賞のJA愛知東、「ウェブメディア活用の部」優秀賞のJAみえきたを、それぞれ表彰した。

受賞JAがオンラインで表彰を受けたJA広報大賞
表彰はオンラインで、東京の会場と受賞の6JAをつないで実施した。広報大賞は、JA段階の広報活動の取り組みの中から優れた事例を紹介し、その活動事例を広く全国に紹介することを通じてJA広報活動を強化する目的で設けたもので、今年度で34回目となる。今回は100を超えるJAの応募があった。
主催のJA全中・中家徹会長はあいさつで、いまJAが組んでいる農業者の所得増大、農業生産の拡大、地域活性化への貢献という3つの目標を実現するためには、広報活動の重要性を強調。特に「広報活動によって国民の理解を醸成することは経営戦略の重要な柱であり、JAトップの発信力を高めることが求められている」と期待を込めた。
審査委員長のメディアと広報研究所主宰の尾関謙一郎氏は、それぞれ受賞のJAの広報活動を講評。それによるとJA香川県は7人の専任担当者を配置した広報体制やトップの記者会見など積極的なマスコミ対応が評価された。JAいわて中央は広報誌やコミュニティ誌の出来栄え、JAえちご上越は広報の効果測定、JA会津よつばは表紙の見せ方、JA愛知東はターゲットを明確にした編集、JAみえきたはホームページのデザインなど、それぞれ特徴ある活動を展開している。同氏は最後に「危機の時こそ広報活動が重要との認識が全国のJAで共有されることを望みたい」と話した。
受賞JAを代表してJA香川県経営管理委員会の港義弘会長は「全中を始めとする全国連と現場のJAが共に広報活動を展開することで、地域に必要とされるJAめざして頑張りたい」と決意を述べた。
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