「啓翁桜」品評会受賞者を表彰 今年はかつてなく高レベル JA全農山形2021年3月11日
JA全農山形と山形県JA園芸振興協議会は2月26日、生産量日本一の山形県産「啓翁桜」の生産者の技術を評価する「令和2年度山形県『啓翁桜』品評会」の表彰式を山形県JAビルで開催。表彰式には、審査員と受賞者ら20人が出席し、受賞者の功績をたたえた。
山形県「啓翁桜」品評会の表彰式の受賞者。左から横山さん、舩山さん、鈴木俊さん、山口さん
品評会の金賞第一席・山形県知事賞は、JAやまがたの鈴木俊さんが受賞。同第二席・山形県花き研究会会長賞はJA山形おきたまの舩山裕介さんが受賞した。このほか、銀賞・山形県花き生産連絡協議会長賞は、山口大さん(JAやまがた)、鈴木章さん(JAやまがた)、横山聡さん(JA山形おきたま)の3人が受賞した。
審査委員長を務めた山形県農業総合研究センター園芸農業研究所の渡辺伸所長は「今年はかつてないほどにレベルが高く、本当に難しい審査だった。受賞したものはどれも『啓翁桜』の魅力を最大限に引き出した美しい桜だった」と講評。また、金賞第一席を受賞した鈴木さんは「評価していただけるような桜をつくれたことが嬉しく、誇りに思う。今後も、生産者同士で技術を高め合い、切磋琢磨していきたい」と話した。
生産量日本一の山形県産「啓翁桜」。JA全農山形からは12月中旬~3月末まで、県内や東京などの花き市場へ昨年比10%増となる約110万本の出荷を予定している。
金賞第一席・山形県知事賞の表彰を受ける鈴木さん
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