新たに9人の施肥マスター誕生 JA全農ひろしま2021年3月15日
JA全農ひろしまは3月4日、「JA肥料マスター」の認定証授与式を開き、営農指導員9人を新たに認定した。これにより、県内の施肥マスターは12JA、115人となった。
10期目の施肥マスターとなった9人
JA施肥マスターは、各地域の生産振興に取り組む営農指導員の育成を目的に、全農ひろしまが2011年から設けた資格認証制度で今回で10期目となる。当日は営農指導員の心得・役割から、研修で学んだことを活かすための具体的な活動の進め方、産地・生産者の課題解決手法を学ぶフォローアップ研修も行われた。
認定されたうちの一人、JA広島市の松浦宏哉営農指導員は「土壌や施肥に関する知識や学んだ経験を活かし、生産現場での実践を通じて生産者をサポートすることが使命だと思う。収量や所得の向上につなげ、農業経営の安定に寄与したい」と抱負を語った。
3月24日には、今年度新たに資格を取得した9人を加えた「JA施肥マスター研究会」の開催を予定しており、生産現場が抱える課題解決に向けたJA施肥マスターの活動報告や次年度の重点取り組み事項の共有を図る。全農ひろしまでは、今後も継続的な研究会や研鑽の場を設け、さらなるスキルアップや連携を後押ししていく。
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