女性相談会へ青果、介護事業者へ衛生用品を提供 パルシステム連合会2021年3月24日
コロナ禍で生活が困窮する女性を支援する「女性による、女性のための相談会」が3月13、14日の両日、東京・新宿区の大久保公園で開かれ、パルシステム連合会は、生活困窮者支援や社会貢献活動の一環として、同相談会への食品提供と、社会福祉法人へ衛生用品の寄付を行った。
大雨のなか相談者が訪れた女性向け相談会
相談会の初日は雷も聞こえる大雨の中、相談に訪れる女性もみられた。会場は、スタッフを含め男性の立ち入りを制限。外からの視線を遮断するためテントを囲うように設置するなど、安心して相談できる場づくりに配慮して行われた。パルシステムからは、バナナやかんきつ類、プチトマトなど青果300食分を提供。予期していなかった食品を受け取り、声を弾ませて喜ぶ相談者もいた。
一方、社会福祉法人ふきのとうの会(東京・世田谷区)へは3月8日、大人用紙おむつやパッドなど合計202点を寄付。ふきのとうの会は、高齢者向けの配食事業を手がけるボランティア団体を母体に設立され、配食事業や介護事業を展開しており、衛生用品は、デイサービス施設などで使われている。
パルシステムグループは、2008年の「年越し派遣村」を契機に、生活困窮者への支援活動に取り組み、主に予備として発生する青果やパンなどを提供している。
社会福祉法人に衛生用品を贈呈
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