食農教育に役立つ補助教材を贈呈 JA全農あきた、JAバンク2021年4月14日
JA全農あきたとJAバンクあきたは4月8日、県内の小学5年生の食農教育に役立ててもらうため、それぞれが作製した補助教材の贈呈式を秋田県庁で行った。
左からJA全農あきたの小林和久県本部長、堀井啓一秋田県副知事、JAバンクあきたの宮城守秀副支店長
JA全農あきたは、2006年から小学生向けの食農教材を作製し、県内の小学校に毎年1万部を贈呈。2010年からは、お米や野菜、果物、畜産物などの県産農畜産物や、農業と食に関する情報を掲載したクリアファイルなどを贈呈してきた。
全農あきたでは今年度、米づくりの学習に役立だつ「秋田のお米づくりカレンダー」と、「秋田県の農業」に興味を持ってもらえるよう、お米の生産量や品種などを掲載した下敷きに加え、日本の食料自給率が食生活の変化などで、低水準となっていることや、食料の多くを輸入に頼ることの問題点に触れ、子どもたちが日頃の食生活で実践できる事例を紹介したパンフレットを作製した。
JAバンクあきたでは、小学校5年生の授業で活用することを目的とした食農・環境教育などが基本テーマの補助教材「農業とわたしたちのくらし」とDVD1万部を贈呈した。
両者の補助教材は、県内の小学5年生と特別支援学校の児童・生徒に届けられる。
補助教材と一緒に送付しているアンケートの反響について、JA全農あきたの担当者は、「先生から返信をもらうアンケートには、グラフも最新の情報が更新されており、色もカラーで見やすい」などの声が寄せらせているという。
贈呈式で目録を受け取った堀井啓一秋田県副知事は、「農業の役割や食料生産の大切さを児童に理解してもらうために、この教材を活用したい」と話した。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
米の海外依存 「国益なのか、国民全体で考えて」江藤農相 米輸入拡大に反対2025年4月22日
-
【地域を診る】トランプ関税不況から地域を守る途 食と農の循環が肝 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
米の品薄状況、備蓄米放出などコラムで記述 農業白書2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
米の木徳神糧が業績予想修正 売上100億円増の1650億円2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
千葉県柏市で「米作り体験会」を実施 収穫米の一部をフードパントリーに寄付 パソナグループ2025年4月22日
-
【人事異動】杉本商事(6月18日付)2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日