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三重県産「山田錦」をSNSなどでPR JA全農みえ2021年4月27日

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JA全農みえ米穀部は、酒造好適米「山田錦」の消費拡大や新規需要の掘り起こしを目的に、日本酒の魅力を発信するインターネット交流サイト(SNS)を活用したPRに取り組んでいる。

Instagramの解説をPRするJA全農みえ米穀部の担当者Instagramの解説をPRするJA全農みえ米穀部の担当者

新型コロナウイルス感染拡大による飲食店の休業やイベント中止の影響で、日本酒の消費が落ち込んだことで、原料玄米の「山田錦」の需要も低迷。山田錦の生産農家にとって、非常に厳しい状況が続くなか、同部では昨年11月から「食べる酒米」をコンセプトに、県産「山田錦」を使用した商品開発をスタート。総菜のパエリアやBG無洗米加工をしたキューブ米などを販売し、消費者から好評を得ているという。

さらに、商品開発とあわせた情報発信を強化しようと、伊賀山田錦生産振興協議会(事務局:同部米穀課)では、昨年12月にFacebook、今年2月にはInstagramのアカウントを開設。若年層を含めた幅広い層へのPRを実施している。

新発売する無洗米「山田錦」の3合(450g)パック新発売する無洗米「山田錦」の3合(450g)パック

新商品では、BG無洗米加工をしたキューブ米に続き、同じく無洗米加工した「山田錦」の3合(450g)パックを4月末から発売。量販店をはじめ、地元の酒蔵や農産物直売所の「JAいがふるさと」、JA全農の産直通販サイト「JAタウン」でも販売する。

JA全農みえ米穀部では、ホームページやSNSを活用し、県産「山田錦」の産地PRや三重県の地酒の魅力を紹介するとともに、同部パールライスセンターが販売する「食べる山田錦」のレシピなどを紹介。今後も新開発した商品の情報や地域生産者の取り組みなど、「山田錦」の情報を積極的に発信していくとしている。

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