農協福祉でWEB道場 介護報酬改定で連続講座 日本文化厚生連2021年5月25日
日本文化厚生連は今月から「農協福祉WEB道場・連続講座」を開いている。2021(令和2)年度の介護報酬改定で、加算方法や、さまざまな加算創設、加算方法や算定要件の見直しがあったことに対応したもので、オンラインで8月までに6回の連続講座を開く。第1回を5月20日開いた。
介護報酬改定では、(1)取得率の高い加算の基本報酬への組み入れ、(2)「科学的介護推進体制加算」等の加算創設、(3)人員配置や兼務等の算定要件の見直しが行われた。このため、介護施設や事業所などでは至急、運営体制や経営管理の抜本的な改革が求められている。
「LINEから始まる科学的介護にどう対応するか」のテーマで開いた第1回のWEB道場では、JAや厚生連など12県28事業所から52人が参加し、(株)日本経営参事の大日方光明氏が解説した。科学的介護推進体制加算の要件であるLIFE(科学的介護情報システム)を導入する際の検討ポイントや現状分析、戦略設定など、介護の質向上にむけた活用方法・組織づくりについて学び、情報交換した。
2回目以降のWEB道場開催予定とテーマは次の通り。
▽第2回=6月24日「在宅復帰機能強化めざす、介護老人保健施設の運営戦略」
▽第3回=7月15日「介護の質強化と人材確保へ、特別養護老人ホームの運営戦略」
▽第4回=7月15日「ノウハウ伝授!スタッフ採用、人材育成の勘どころ」
▽第5回=8月12日「居宅支援、デイサービス。訪問介護事業所の運営戦略」
▽第6回=8月26日「期待の多機能拠点、小規模多機能、グループホームの運営戦略」
講師は第1回~第3回が、㈱日本経営参事・大日方光明氏。第4回~第6回がインフィックグループCOO取締役副社長・大場勝仁氏。
問い合わせは日本文化厚生連生活福祉課(電話)03-3370-2543。(ファクス)03-5358-8965。
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