ライフ首都圏店舗で「生産者応援フェア」 JA全農2021年5月26日
JA全農は(株)ライフコーポレーションと協力して、首都圏のライフ120店舗で5月26日~28日の期間、全農フェア特別企画「生産者応援フェア」を開催している。
「めぐりとまと Azuki」(左)と「天のつぶ」の生産者
今回のフェアは、新型コロナウイルスの影響で、外食向けや業務用農畜産物の消費が低迷したことで売り先を失い、苦境にある生産者もいるので、国産農畜産物を一人でも多くの人に食べてもらい、生産者の応援につなげたいとの想いから、ライフと一緒に企画したもの。
フェアでは、愛知県産の「めぐりとまと Azuki」や福島県の精米「天のつぶ」、農協牛乳などの国産農畜産物を、全農グループ会社の全国農協食品、全農パールライス、JA全農青果センター、JA全農ミートフーズ、協同乳業と協力し店頭でPRする。また、産地や生産者をより身近に感じてもらえるよう、チラシに生産者の写真と声を掲載した。
JA全農では、同フェアを通じ、安全・安心な国産農畜産物の消費拡大に取り組むとしている。
◎フェアで販売する国産農畜産物
■「めぐりとまと Azuki」
めぐりとまとは、2018年から出荷を始めた新ブランドで、愛知県JA豊橋の生産者3名で品種にこだわり、「皆様に幸せがめぐりますように」と願いを込めて育てたトマト。その中でも、「めぐりとまと Azuki」は、中玉トマトをミニトマトの大きさまでしぼって作るため、ただ甘いだけでなく、味が濃く酸味やコク、風味がつまったトマトに仕上っている。
■「天のつぶ」
福島県が15年の歳月をかけて開発したオリジナルの品種。穂が出るときに、天に向かってまっすぐ伸びる稲の力強さと、天の恵みを受けて豊かに実る一粒一粒のお米をイメージして名付けられた。炊きあがりがふっくらとしており、粘りが少ないのが特徴。
■「農協牛乳」
北関東の酪農家が1年365日、草づくりや牛の健康管理などにこだわり生産した生乳を使用。良質な生乳を原料に、低い温度でやさしく殺菌し、生乳本来のおいしさを実現している。
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