長野県産リンゴ三兄弟をサワーで商品化 ＪＡ全農2021年7月16日
ＪＡ全農は、長野興農（株）と共同開発した「長野県産りんご三兄弟サワー」を7月21日から発売する。
りんご三兄弟を使ったサワー
新商品は長野県産オリジナル品種「秋映（あきばえ）」「シナノスイート」「シナノゴールド」の果汁を計20％使用。この3品種は「りんご三兄弟」と名付け、ＪＡ全農が商標登録している。
3品種は収穫時期も味も異なり、甘味と酸味がほどよい長男の「秋映」は9月下旬～10月中旬、ほどよい甘味と少ない酸味が特徴の次男「シナノスイート」は10月上旬～10月下旬、甘味と酸味のバランスがよい黄色系三男「シナノゴールド」は10月中旬～11月中旬が収穫時期となっている。
長野県内では、近年、台風や大雨など自然災害の影響でリンゴの生産農家が大きな被害を受けている。今回、長野県内のリンゴを盛り上げるため、「りんご三兄弟」を今までにないサワーとして商品化した。
さらに、一般流通には向かない規格外品を商品化につなげていく取り組みは、持続可能な開発目標SDGsの「９ 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」の達成にも貢献している。
同商品は3種類のブレンド比率にこだわることで、甘味と酸味を引き出した爽やかな味わいが特徴。アルコール度数5％。内容量350ml、167円。
この商品は長野・山梨エリアおよび新潟・北陸エリア、群馬・栃木エリアのセブン‐イレブン約2300店で先行販売する。なお、店舗により取り扱いのない場合もある。
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