「長崎和牛」系統枝肉共励会で平野幸一さんが2冠達成 JA全農ながさき2021年8月4日
JA全農ながさきは7月24日、第27回「長崎和牛」系統枝肉共励会を佐世保食肉センター(株)で開催した。最高賞のグランドチャンピオン賞には、JA島原雲仙の平野幸一さんの出品牛が輝き、昨年に続き2冠を達成した。
「長崎和牛」系統枝肉共励会は、系統繁殖農家と系統肥育農家が一体となり、飼養管理技術を高める研鑚の場として、同時に長崎和牛ブランドの定着と肉牛生産農家の経営の安定化を図ることを目的に毎年開催。今年も昨年同様、参加者の入場制限やマスクの着用、密の回避など、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し行われた。
今年は県下JAの長崎和牛生産者が黒毛和種去勢89頭、雌11頭の計100頭を出品。褒賞対象の10点には、「ロース芯面積70平方センチ以上」という高い目標を掲げ競い合った。
グランドチャンピオン賞を受賞した枝肉は、格付A5、BMSNo.は最高位のNo.12、枝肉重量540.6kg、枝単価は7020円/㎏の高値で取引された。
また、出品牛100頭の平均枝肉重量が532.1kg、枝肉格付の最高位となる5等級が86頭、4等級以上を指す上物率は100%といずれも好成績となり、飼養管理技術の向上がみられた。
販売については、平均単価2861円(税別)で、枝肉全頭が県内外の取引先に活発に購買された。
受賞者は次の通り(敬称略)
◎グランドチャンピオン賞 平野幸一(JA島原雲仙)
◎金賞 荒木良平(JA島原雲仙)
◎同 岳下肇(JA長崎せいひ)
◎銀賞 小川博信(JA島原雲仙)
◎同 喜々津貴広(JAながさき県央)
◎同 浦上芳夫(JAながさき西海)
◎銅賞 前田博孝(JA長崎せいひ)
◎同 堀川稲男(JA島原雲仙)
◎同 井上義見(JAながさき県央)
◎同 川口礼子(JA島原雲仙)
重要な記事
最新の記事
-
国際協同組合デー「私たちは幸せに生きることはできない」 パレスチナの協同組合連合会2024年7月22日
-
「鎌倉デポー」リニューアルオープン 第1弾まつり開催 生活クラブ2024年7月22日
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日