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北海道とリアルタイムで繋がる 初のオンライン牧場体験を開催 JA全農2021年8月26日

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JA全農と協同乳業は8月24、25日、消費者と酪農家をリアルタイムで繋いだ「夏休み・親子で!オンライン牧場体験」を初開催した。

左は深松酪農部長、画面は山岸牧場の皆さん左は深松酪農部長、画面は山岸牧場の皆さん

今回の企画は、酪農と牛乳乳製品の魅力を発信する「酪農の輪プロジェクト」の一環で行われ、コロナ禍で牧場を訪れてもらうことが難しい中、オンラインによる牧場体験を通じて、酪農の現場をより身近に感じてもらいたいとの思いから実現した。

参加者の募集は、農協牛乳の側面広告や協同乳業の公式ツイッターなどで実施。全国から集まった約2600件の応募の中から、抽選で選ばれた小学生親子60組120人を招待。24、25日の2日間で4回(1回15組)に分け、東京・大手町のAgVentureLabを配信拠点に、北海道士幌町で約300頭の乳牛を育てる山岸牧場と参加者をオンラインで繋ぎ、酪農家の仕事や乳牛について紹介した。

当日は酪農家とのやりとりに加え、参加者には乳牛が普段食べている牧草やコーンサイレージ、肥料などを事前に届けており、自宅などでリアルタイムに繋がりながら、牧場のにおいや牧草の感触も感じられるよう工夫を凝らした。

参加した子供たちからは「生まれたての子牛の体重」などの質問が寄せられ、山岸牧場の山岸利明牧場長と娘の北出愛さんが、生まれたばかりだという双子の子牛の様子も伝えながら「子牛の体重は平均40~50kg」と回答した。

JA全農の深松聖也酪農部長は「少しでも牧場の雰囲気を感じて、牛や酪農家のことを知ってもらう良いきっかけとなった。牛乳・乳製品が好きな子供たちがさらに増えてほしい」と初の試みとなったオンライン牧場体験に手応えを示し、次回開催にも期待を寄せた。

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