SDGs×食農教育食と農に関する学習支援サイト「JAあぐりタウン」公開2021年10月4日
JA全中が運営する食と農に関する学習支援サイト「JAあぐりタウン」は、SDGsに繋がるJAグループの様々な活動を伝え、身近な食や農がSDGsに大きく関わっていることを伝えるため、子どもたちが楽しく学べるコンテンツをオープンした。
「JAあぐりタウン」SDGsページ
「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」で地域に密着したJAグループの活動は、「食と農」だけでなく、病院・介護施設やガソリンスタンド、銀行など事業を多岐にわたって展開。地域のインフラとして住民の生活を支えている。
JAグループは、同じ目的を持った人たちが集まって助け合う組織である「協同組合」としての顔もある。だれもが豊かに暮らせる社会をめざすために協力するという点で、「誰一人取り残さない」ことを主題とするSDGsに通じる考え方を持っている。「JAあぐりタウン」のSDGs特設ページでは、SDGsに貢献している地域農業やJAグループの取り組みについて17の目標ごとに分けて詳しく解説している。
SDGsの17の目標には、「飢餓をゼロに」「つくる責任つかう責任」など食生活に大きくかかわる項目も設定され、食農教育への重要性は再認識されている。子どもたちが農業を身近に感じづらくなった現代において、その食べ物がどこからやってくるのかを知る機会は限られている。コンテンツ内のアニメーションでは、主人公のこはるちゃんが、時空の旅を通じて、お母さんがスーパーで何を思って買い物しているのか、田んぼにはお米を作る以外にどんな役割があるのか、など食と農の大切さを学んでいくストーリー。SDGsは深刻で困難な社会課題だが、同作品は子どもも楽しく見ながら「自分ゴト化」できるコンテンツとなっている。
紙芝居風アニメ「こはるちゃんのSDGs」
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