米の消費拡大支援でJA共済マルシェ2021年10月4日
JA共済連は10月1日、東京・千代田区のJA共済ビルエントランスホールで全国から仕入れた旬の農産物を販売するJA共済マルシェを開いた。
「国消国産」をアピールしたJA共済マルシェ
「JA共済マルシェ」は「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として事業を展開しているJA共済が、全国各地の旬の国産食材の美味しさを都心の消費者に届けようと平成28年度から開催しており16回目となった。
今回は9月にJA全中が制定した10月16日の「国消国産の日」を目前に控え、全国から秋の味覚をそろえた。また、米の消費拡大を支援するため全国から厳選されたブランド米も販売した。販売品目は山梨や長野のシャインマスカットや巨峰、石川の「百万石しいたけ」や「金時草」など加賀伝統野菜など、合計40品目。約1300点を販売した。
開店前から大勢の人が並び、予定していた終了時間前に完売した。JA共済連によると268人が購入した。
JA共済連ビルの近くに住み、このマルシェを楽しみに毎回来ているというファンも多い。
シャインマスカットなど果物を目当てにやってきたという40代の女性は千葉産のかぼちゃ、バターナッツを始めて購入。「食べたことがない野菜があるのも楽しみ」と話す。今は「近所のスーパーの野菜売り場が空っぽ。直送で安く野菜が買えていい。都心にも道の駅があれば」と話した。
この日、厳選したブランド米を「もっちり」か「あっさり」かなど、全10種類の米の特徴を図に表わして売り場に表示。それぞれの特徴を説明しながら販売した。すべて無洗米で300gをペットボトルに入れて販売した。
近所に住む30代の女性は宮城県にこだわりがあると「だて正夢」を購入。「お米が欲しくて来ました。これなら持って帰りやすいです」と話していた。
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