JA全農公式どんぶり「死ぬほどうまいぜ。DEATH丼」 発表会を開催2021年10月28日
JA全農は、米消費拡大策の一環として10月27日、公式どんぶり「死ぬほどうまいぜ。DEATH丼」の発表会を東京都内で開いた。
左から宇垣さん、桑田専務、「銀シャリ」の鰻さん、橋本さん。
全農は新米の収穫時期に合わせてこの丼を考案した。日本のおいしい米を腹いっぱい食べてほしいとの想いから誕生した「NO LIMITなどんぶり文化」。
米の消費減少が続くなかでも主食は「ごはん」との回答は80%を占めるという調査もある。
発表会でJA全農の桑田義文代表理事専務は「おいしいお米をおなかいっぱい食べてほしいという想いから、たまには欲望に身を任せ美味しさだけを追求し、生きる手応えを感じる食体験を提案したい」とあいさつした。
公式DEATH丼は新米も含めJAタウンで掲載されている食材で作っている。JAタウンの特設ページで購入することが可能。
発表会にはフリーアナウンサーの宇垣美里さんと漫才コンビの「銀シャリ」の鰻和弘さん、橋本直さんがゲストとして登場した。
「銀シャリ」の2人はコンビ名を考えようと持ち寄った案のなかで2人とも挙げていたのが銀シャリだったことから決めたという。橋本さんは鰻さんについて「相方からみても米好き。夏にざるうどんとごはんを食べるほど」と自身は土鍋で炊飯した米を「塩だけでおいしく食べてます」と話した。
宇垣さんはご飯のおともとしてイクラの醤油漬けにはまっているといい「これは米ドロボー。今朝も食べてきました」と話すと、橋本さんが「いくら(イクラ)でも食べられる、と」と笑わせた。
「尿酸値に降り注ぐ卵の流星群! 最狂・卵かけのDEATH丼」
「CAN'T STOP RICE! うなダレ滴る二色うなぎのDEATH丼」
「とろけて無限昇天! 超厚切り豚バラ肉と半熟卵のDEATH丼」
ステージに登場したのは3種類の公式DEATH丼。「尿酸値に降り注ぐ卵の流星群! 最狂・卵かけのDEATH丼」、「CAN'T STOP RICE! うなダレ滴る二色うなぎのDEATH丼」、「とろけて無限昇天! 超厚切り豚バラ肉と半熟卵のDEATH丼」。
3人からは驚きの声。試食すると口々に「ありがとうございます」。おいしいとありがとうという言葉しか出てこないと話した。
今回の企画はコロナ禍で需要が大きく落ち込んだ外食産業を応援する目的もある。
全農の取り組みに合わせて、オリジナルDEATH丼を期間限定で作った飲食店も紹介された。
「鮨 玉かがり 天ぷら 玉衣」のオーナー、高野竜一さんは「8月は4日しか営業できず、茨城県で農業体験した。米づくりにいろいろな手間がかかっていることを知り苦労が分かって、食材に対する考えが変わりました」と話し、飲食業界に元気を出そうとオリジナル丼を開発したと話した。
「いくらぶっかけ昇天!太巻きと手毬寿司のピラミッドDEATH丼」
「鉄鍋ビストロ&ワイン デリカージュ赤坂」のオーナー、岩田剛さんは「まだ客足は戻っていないが、常連のお客さんと久ぶりに話すと、なきゃいけない店だと再認識しました。オリジナル丼の提案を次のステップにつなげていけば」など話した。
ゲストの3人からは米の消費拡大のアイデアも。ごはんをよそいたくなる茶碗を買うことや、金の粒入りのお米プレゼントなどの提案も。米の過剰で価格に農家は苦しいが、橋本さんは、消費拡大によって生産者が「弱音を吐くまい(白米)」となればと締めた。
桑田専務は「米の消費を後押したい。米の加工品の提供も考え若い人から高齢者まで広く米を食べてもらえるようにしていく」と話す。
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