JAの経常利益12.9%増 21年度上半期総合JA経営速報2022年1月19日
JA全中は、このほど2021年度上半期総合JA経営速報調査結果を公表した。
総合JAのうち、6月決算JAを除いた559JAの上半期経営速報値を集計した。
貯金は、コロナ禍による外出控えや、個人消費抑制の影響もあり、前年同期比で1.9%増となった。
貸出金は、住宅ローンが伸びて3.4%増となった。
長期共済保有高は満期到来による契約数の減少などで減少傾向が継続し、2.9%減となった。
購買品供給・取扱高は、生活物資が0.9%減少したものの、生産資材は国際的な肥料価格、飼料価格が高騰したことに加え、経営継続補助金などによる農機需要の回復などで6.2%増となり、全体では4.2%増となった。
販売品販売・取扱高は、コロナ禍による業務用需要の低迷で米価が下落した影響などで5.1%減となった。
事業総利益は7798億円で0.1%増となった。
事業別では信用事業が3523億円で1.2%増、共済事業が2084億円で0.3%減、購買事業が1140億円で5.6%減、販売事業が523億円で0.9%増だった。
購買事業は、原油・資材の高騰で供給・取扱高は増加したものの、供給原価が高騰し利益率が低下したことが影響し、事業総利益は前年同期比減となった。
事業管理費は人件費の圧縮で6974億円と1.9%減。事業利益は823億円で21.7%増、経常利益は1434億円で12.9%増となった。
重要な記事
最新の記事
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日
-
つくば市の農福連携「ごきげんファーム」平飼い卵のパッケージをリニューアル発売2025年4月18日
-
日清製粉とホクレンが業務提携を締結 北海道産小麦の安定供給・調達へ2025年4月18日
-
森林再生プロジェクト「Present Tree」20周年で新提案 企業向けに祝花代わりの植樹を 認定NPO法人環境リレーションズ研究所2025年4月18日