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【第51回日本農業賞】集団組織の部大賞 JA伊豆の国苺委員会、JA京都にのくに万願寺甘とう部会協議会、JA晴れの国岡山船穂町ぶどう部会2022年2月1日

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1月31日に発表された第51回日本農業賞の「集団組織の部」の大賞は以下の3組織が受賞した。また、農業者と消費者を結ぶ優れた活動を表彰する「食の架け橋の部」も紹介する。

【集団組織の部 大賞】
★JA伊豆の国苺委員会 委員長 飯田寿夫氏(静岡県伊豆の国市 JA伊豆の国 イチゴ)

苺委員会は高品質生産を徹底。農家が選別して出荷したイチゴを非農家の主婦のみをパートとして雇用し、消費者目線で検品する。これにより秀品率が格段に上昇した。新品種「きらぴ香」は栽培が難しいが、同委員会は課題解決に取り組み、市場で最高ランクの単価が得られるようになった。

JAとともに、苺親株増殖施設を建設し、健全な親株の安定供給体制を整えているほか、環境モニタリングシステムを普及し、環境の見える化でメンバーの意見交換を図り、収量アップにつなげている。140戸のうち新規就農者が22戸。売り上げの30%を占める。メンバー平均年齢は45歳、困ったときに助け合う「手間返し」の精神も強い。

★JA京都にのくに万願寺甘とう部会協議会 会長 添田潤(京都府綾部市 JA京都にのくに 万願寺甘とう)

舞鶴、綾部、福知山の生産部会が協議会をつくり生産から販売、PR活動までの方針を決定。平成元年には京ブランド産品第1号認証、29年にはGI登録農産物にも認証された。

326人の会員のうち70人余りが40代以下の若手。メンバー間で技術を隠さず、新規就農者にも技術指導し全体のレベルアップを図っている。

種子管理から栽培、選別、販売、PR活動までJAと一丸となって取り組み、選別基準は「長さ、曲がり具合、色艶」など厳格化。最終検品をクリアしたものだけが「万願寺甘とう」のブランド使用が許可される。地域の伝統農法をふまえた環境に優しい高品質生産を実現している。

★JA晴れの国岡山船穂町ぶどう部会 会長 浅野三門氏(岡山県倉敷市 JA晴れの国岡山 ブドウ)

日本一のマスカット・オブ・アレキサンドリアの産地。昭和35年に他産地の先駆けて加温栽培に成功した。新たにシャインマスカットの加温栽培にも挑戦し、高品質ブドウの早期出荷産地として全国的な地位を築いた。

全98戸。平均年齢は59歳。平均耕作面積は31a、販売額は900万円を超える。非破壊糖度計による選果の徹底、生産者の意欲を高める共販出荷体制の確立なども着実に進めてきた。JA、行政と協力し新規就農者の受け入れも行ってきた。技術の教えあいだけでなく、優秀な穂木を交換し合うなど、相互情報共有で産地を支える素地がある。

【食の架け橋の部 大賞】
★(株)パストラル 代表 市原幸夫(熊本県山鹿市 水稲、栗、ワイン用ブドウ)

小規模農家の規格外農産物を原料に、産地アイス生産を始めたが、高齢化が進んでいることから、農業を守るために新規参入した。3組の息子夫婦と事業連携(アイス・農業・洋菓子)し、中山間地域活性化のモデルの一つを作り上げた。

合鴨農法で栽培した米や合鴨も販売。今後は継続が困難になった地域の柿栽培や、栗園、里山林業再生プロジェクトも始める。柱になる事業があるというより、いくつかの事業が重なった「ぶどうの房のような事業」が実践されている。

【食の架け橋の部・特別賞】
★農事組合法人ながさき南部生産組合 代表 近藤一海氏(長崎県南島原市 野菜等)

【食の架け橋の部・優秀賞】
★(株)仙台秋保醸造所 代表 毛利親房氏(宮城県仙台市 ぶどう)

【食の架け橋の部 奨励賞】
★FROM FARM 代表 大谷幸司氏(和歌山県海南市 みかん援農・ドライフルーツ)

★ノウカノタネ 代表 鶴竣之祐(福岡市 ナス・すもも他)

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