「発酵そみファ」の生活シーンに合わせた新しいレシピを公開 全農ビジネスサポート2022年2月2日
JA全農の子会社である株式会社全農ビジネスサポートは、料理研究家もあいかすみ考案の塩分ゼロの発酵そみファを活用した「いつでもごはん」「おてがるごはん」「減塩ごはん」のレシピ3種類を公開。このレシピリーフレットは2022年2月1日より、全国の取扱い店舗での配布や商品への同梱を開始する。
塩分ゼロの大豆発酵食品である発酵そみファは、いわゆる無塩味噌(※塩分が入ってなければ味噌とは表示できない。)であり、まだ商品の存在自体が世の中に浸透していない。テレビやラジオ、SNSで発酵そみファを知った人や店頭で購入した人から、どうやったら美味しく食べられるのか知りたいという問い合わせが多いという。このような声に応えるべく、料理研究家もあいかすみプロデュースの9品を公開。「いつでもつくれるごはん」から「おてがるにつくれるごはん」、さらには塩分ゼロの強みを活かした「減塩のごはん」の3種類となっていてそれぞれの生活シーンによって選べるレシピとなっている。
発酵そみファは、国産の大豆と国産のお米を100%使用した塩分ゼロの大豆発酵食品。いわゆる無塩味噌だが、食塩を入れなければ味噌と表示できないため、大豆発酵食品と表現している。この商品の特徴は、塩分が0%であること。そのため、高血圧などで味噌が摂取できない人は減塩食材として、発酵食品をたくさん摂りたい人は塩分ゼロなのでどんな料理にも入れられて発酵食品を摂ることができる。
そみファの炊き込みご飯
厚労省「日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書」によると、健康な成人の日本人が目標にすべき1日の食塩摂取量は、男性で7.5グラム未満、女性で6.5グラム未満とし、世界保健機構(WHO)は1日5グラム未満を提唱している。しかし、「国民健康・栄養調査」によると、日本人の成人の1日の食塩摂取量の平均は男性10.9グラム、女性9.3グラムと、厚生労働省が推奨する食塩摂取量より、およそ3グラムも多い。これはWHOが提唱する食塩摂取量の約2倍も摂取していることになる。また、コロナ禍で「免疫強化」「腸活」への関心が増え、発酵食品に注目が集まっている。一方で、日本人の味噌の消費量が50年前に比べ半減している。味噌の使い方を広げ、消費量を上げたいという思いが、発酵そみファに込められている。
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