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液体家畜排泄物の処理及び有効活用に関する業務提携の協議開始 JAオホーツクあばしり2022年2月4日

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オホーツク網走農業協同組合(JAオホーツクあばしり)と環境大善株式会社が、液体家畜排泄物の処理及び有効活用について、「みどりの食料システム戦略」を達成していく事を目的とした包括的な業務提携を行う為、協議を開始した。

液体家畜排泄物の処理及び有効活用に関する業務提携の協議開始 JAオホーツクあばしり

環境大善は、JAオホーツクあばしりが管理運営する液体家畜排泄物処理プラントから原料を購入し、独自技術により加工することでオリジナル商品の「液体たい肥 土いきかえる」を製造・販売している。

同社は自社の研究所「土、水、空気研究所」を持ち、国立大学法人北見工業大学と連携し「環境大善共同研究講座」を同大学内に開設している。これまでの研究成果により、有機肥料では難しい品質の安定化をはかることに成功。この品質の安定化は特に海外市場での評価が高く、輸出数量も2018年度は40トン程度であったものが2021年度は120トンと約3倍に増加しており、2022年度も増加傾向にある。同JAとの提携により、今後は新たなイノベーションの創出だけではなく原料の安定供給も可能となり、急増する海外ニーズへの対応も可能となる。

「液体たい肥 土いきかえる」には、植物生長促進効果が含まれており肥料との相乗効果が出る事も判明している。また、この資材は土壌中にあるリンを植物が吸収しやすくなる「りん循環活性」を向上させる効果や、土壌が持つ窒素有機物を硝酸態窒素に変換する力に優れており、肥料価格が高騰している現在、特に注目されている。

当該取組では、未利用バイオマスとなる事が多い液体排泄物に付加価値をつける事でアップサイクルをし、またその製造に伴う運送や社会福祉法人への業務委託、オホーツク圏の大学との共同研究など地域社会での経済循環も得られる。これらはサーキュラー・エコノミー(循環型経済)を成し遂げており、「みどりの食料システム戦略」の具体的な取組にも合致し、循環型農業の一つのモデルが確立することが期待される。

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