「和牛甲子園」出場の高校生が育てた「とちぎ和牛プレゼントキャンペーン」 JA全農とちぎ2022年2月10日
JA全農とちぎは、今月12日から今月末まで、「和牛甲子園」に出場した県内の高校生が育てた和牛を県内のスーパーで販売する「とちぎ和牛プレゼントキャンペーン」を始める。購入者の中から抽選で県産農畜産物をプレゼントする。
JA全農とちぎは、「とちぎ和牛」のPRと畜産農家の後継者育成のため、毎年、「和牛甲子園」に出場した高校生も参加する形で店頭での試食販売を続けていたが、コロナ禍のため、昨年からは「フードオアシス OTANI」と協力した現在のキャンペーンの形に切り替えた。
今回は、「和牛甲子園」に出場した県内6校のうち、宇都宮白楊高校と真岡北稜高校、鹿沼南高校、那須拓陽高校の4校の生徒が育てた和牛を「フードオアシス OTANI」の県内18店舗で販売する。高校生が育てた和牛にはトレーに「高校生が育てました」と記されたシールが貼付されており、このシールを店舗に設置してある応募用紙に貼って必要事項を記入して店頭の応募箱に入れる。抽選で、「とちぎ和牛肩ロース焼肉用」(500グラム)などの商品が当たる。
全国の農業高校生たちが育てた和牛の肉質を競う「第5回和牛甲子園」は先月開かれ、栃木県からは6校が出場し、「枝肉評価部門」の優良賞に栃木農業高校と那須拓陽高校が、審査委員特別賞に宇都宮白楊高校が選ばれた。JA全農栃木などは「地元の高校生が丹精込めて育てた『とちぎ和牛』をぜひ味わってほしい」とPRしている。
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