農業労働力支援協 全ブロックで完了 全国協3月4日設立 JA全農2022年2月16日
JA全農は2月15日、「北陸東海近畿ブロック労働力支援協議会」を設立したと発表した。これで全ブロックで協議会設立を完了、3月には全国協議会を立ち上げる。
設立総会はオンラインで開催した。協議会のメンバーは、県JA、県連、全農、府県中央会、農林中央金庫、農協観光、パートナー企業。そのほかオブザーバーとして農林水産省、内閣府、JA全中、県行政など協力機関が参加した。
活動内容はブロック内各地域の課題の共有、解決に向けた先進県・協力機関による相談、サポートのほか、県域単独では難しい年間作業量の平準化や労働力の融通によるパートナー企業と連携した農作業受託の事業化などの取り組みも進める。
パートナー企業と連携した農作業受委託事業では、農業者が不足している生産現場に観光業や地元企業、主婦、学生など異業種も含めた多様な人材とパートナー企業が雇用契約を結び、生産現場で作業を実施しサポートする取り組みを重点的に進める。
全農は令和2年1月の九州ブロック協議会の設立を皮切りに、全国各ブロックで労働力支援協議会の立ち上げをはかってきた。北陸東海近畿ブロックの設立で全ブロックで設立が完了した。
今後、3月に全国協議会を立ち上げ、農業関係人口の拡大、異業種との連携など多様な労働力支援に取り組む。設立総会は3月4日JAビルで開催。農福連携や地方創生などをテーマにした基調講演なども行われる。
JA全農はこの事業を通じて「地域農業の振興を核とした地方創生に貢献していく」と位置づける。
※北海道ブロックは、令和3年12月1日に「北農5連JA営農サポート協議会」の設置要領の改正で設置した。要領では同協議会が労働力支援協議会を兼ねること、事務取扱いはホクレンが担当するとなった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日