新しいライフスタイル「91農業」を提案 JA全農2022年3月4日
JA全農は3月4日の全国労働力支援協議会設立総会で、農業関係人口を増やすために新しいライフスタイルとして「91農業」(きゅういちのうぎょう)を発表した。
2020年の「農業就業人口」は全国160万人(農林業センサス)で2015年センサスと比べると50万人減少している。
今後、新規就農者を50万人確保することは厳しく、全農は異業種や一般の人々を含む多様な人材に対して、農業のハードルを下げて農業参加を訴求し、「延べ人数」での人材確保が必要との考え方に立つ。
コンセプトは「あなたのライフスタイルに農的生活を1割取り入れませんか?」。
全農では次期3か年でもパートナー企業連携による農作業請負の取り組み県域の拡大を図り、▽農業に関わるハードル下げる取り組み、▽農業に関わる生活スタイルの提案を行う。そのためのコンセプト・キャッチコピーで地域農業を「働いて応援」、「生活の質の向上」などを発信して、国民の農業参加を促していく。
91農業は以下のような提案をしている。
○9本業1農業:休日に1日農業、新しい副業の形
○9育児1農業:子育てをしながら一時期に農業、新しいパートの形
○9旅行1農業:旅行の1日に農業、新しい旅行の形
○9夢追1農業:夢を追いながら一時期に農業、新しいバイトの形
○9自宅1農業:家以外に居場所が1つ増える、新しい就労支援の形。
この取り組みは内閣府、農水省、厚労省の後援が予定されている。
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