伊藤園と共同開発「ニッポンエール 長野県産りんご三兄弟」新発売 JA全農2022年4月7日
JA全農は、日本の農業・農畜産物を未来に繋ぐ農業支援の新しい取り組み「ニッポンエールプロジェクト」の製品として、「ニッポンエール 長野県産りんご三兄弟」(ペットボトル400g)を開発。共同で商品を開発した伊藤園が4月11日に発売する。
新発売の「ニッポンエール長野県産りんご三兄弟」
同プロジェクトは、「全国から届けられる日本産のたべものに、そしてニッポンに、ここからエールをおくろう」をコンセプトに、JA全農とメーカー、販売先が協力して、国産農畜産物のPRやキャンペーンなどを展開し、商品を通じて産地を応援している。
JA全農と伊藤園は、2021年6月に、プロジェクト第1弾製品の「ニッポンエール宮崎県産日向夏」をはじめ、「ニッポンエール大分県産完熟かぼす」、「ニッポンエール沖縄県産完熟シークヮーサー」など全国の特色ある農産物を使った清涼飲料水を共同開発してきた。
「りんご三兄弟」は、甘味と酸味がほどよい長男の「秋映」、ほどよい甘味と少ない酸味が特徴の次男の「シナノスイート」、甘味と酸味のバランスがよい黄色系三男「シナノゴールド」と長野県生まれのオリジナル三品種を兄弟に見立てた総称ブランド。「ニッポンエール長野県産りんご三兄弟」は、三品種それぞれの特長が感じられる清涼飲料水(果汁10%未満)に仕上げた。
りんご収穫量が全国第二位を誇る長野県では、自然災害による甚大な被害や後継者不足などを要因として一部の農家は廃業せざるを得ない状況にあり、2020年のりんご生産量は過去20年で2割以上減った。この取り組みでは製品を通じて、長野県産オリジナル品種のおいしさと魅力を全国に届け、生果の販売拡大につなげることで、長野県のりんご農家を応援する。
重要な記事
最新の記事
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日