市場流通に適さない果実を活用「NIPPON PREMIUM八丈フルーツレモン」新発売 JA全農2022年4月14日
JA全農が展開する商品ブランド「ニッポンエール」のシリーズに、合同酒精の「NIPPON PREMIUM 八丈フルーツレモン」(チューハイ)が加わった。合同酒精が4月28日から一部の全国系スーパーで数量限定で先行発売する。
「NIPPON PREMIUM 八丈フルーツレモン」
「NIPPON PREMIUM 八丈フルーツレモン」(チューハイ)は、「NIPPON PREMIUM 八丈フルーツレモン」(チューハイ)は、東京都八丈島産「八丈フルーツレモン」の果汁を使用。アルコール度数を3%で、人工甘味料を使わずに仕上げ、「八丈フルーツレモン」特有のまろやかな酸味と甘酸っぱい風味を活かしている。
パッケージは、「日本の景色を伝える」をテーマに、日本の伝統模様である市松模様と日本地図をあしらい、日本らしさとプレミアム感を演出。裏面には、スタイリッシュな文字で「Tokyo」と描き、東京都産であることを分かりやすくアピールしている。
八丈島で栽培されている「八丈フルーツレモン」は、果皮の色が黄色からオレンジ色で、重さは約200~400グラム。一般的なレモン(約100g前後)よりひと回り以上大きく、ずっしりとした存在感と丸々とした見た目が印象的な島レモン。一年を通して温暖な八丈島で、ビニールハウスで温室栽培されている。果実は、木になったまま完熟させる"樹上完熟"により、酸味がおだやかで、甘みと酸味のバランスがよいレモンに育つ。実が大きくなるように、長い時間をかけ、完熟するまで一つ一つの色づきを確認しながら丁寧に愛情をこめて育てている。
同商品の原料には、果皮表面のキズなどによって青果として市場流通に適さない「八丈フルーツレモン」を加工用として使うことで、生産者の所得安定をめざした。「八丈フルーツレモン」の良さを活かし、サワーとして商品化することで、まろやかな酸味と甘酸っぱい風味を引き出している。
こうした果実を商品化し、有効利用する取り組みは、SDGsの「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」、「12:つくる責任つかう責任」、「15:陸の豊かさも守ろう」につながる。「NIPPON PREMIUM八丈フルーツレモン」(350ml)は、178円(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
JA熊本経済連が1000トン落札 政府備蓄米 「価格下がっても500円前後か」2025年3月12日
-
JAさがは2回目も入札 政府備蓄米放出 「今年は米騒動起こさぬため」2025年3月12日
-
政府備蓄米、入札量の9割落札 JA福井県 価格低下は限定的か2025年3月12日
-
意思決定と女性参画【小松泰信・地方の眼力】2025年3月12日
-
シロアリ防除剤「メタミサルト」、蛍光性能で薬剤の存在を可視化 最速で業界トップシェア目指す ZMクロッププロテクション2025年3月12日
-
こども食堂で富山県産牛乳の体験ミルク教室を開催 JA全農とやま2025年3月12日
-
岐阜県産イチゴのイベント「ぎふのいちごおやつマルシェ」を開催 県内17の菓子店が集結 JA全農岐阜2025年3月12日
-
農協シリーズからモナカアイス「北海道ミルク」「京都宇治抹茶」新登場 JA全農2025年3月12日
-
「いわて純情米」アンバサダーにエンゼルス菊池雄星 投手が就任 JA全農いわて2025年3月12日
-
黄金の郷のこだわり りんごとトマト、丸搾りのジュースに JAいわて平泉(岩手県)2025年3月12日
-
特産のゆずがドロップに 鼻に抜ける甘酸っぱい香り JA神奈川つくい(神奈川県)2025年3月12日
-
ハマササゲの耐塩性機構が明らかに 作物の耐塩性開発に期待 農研機構2025年3月12日
-
青りんごが赤くなる不思議 眠りから覚めた遺伝子が果皮の色を変えるメカニズム判明 千葉大学2025年3月12日
-
植物栽培の生理生態情報定量的を可視化 高知大学IoP共創センターと共同研究開始 welzo2025年3月12日
-
家庭用油脂製品7%~15%の値上げ 油脂製品を価格改定 J-オイルミルズ2025年3月12日
-
グリーンコープ生協みやざき「笑顔つながるこだわりマルシェ」都城で15日に開催2025年3月12日
-
三重県カンキツ生産者研修会開く 高品質安定生産、日焼け対策などを報告 三重県園芸振興協会2025年3月12日
-
「健康経営銘柄」3年連続選定「健康経営優良法人~ホワイト500~」は9年連続認定 明治HD2025年3月12日
-
「健康経営優良法人2025」認定を取得 ヤンマー2025年3月12日
-
令和6年度省エネ月間四国地区表彰にて「四国経済産業局長表彰」受賞 井関農機2025年3月12日