石川佳純選手のキッズ向け卓球教室が始動 福島で第一回イベント開催 JA全農2022年4月18日
JA全農は4月16日、全農所属・卓球日本代表の石川佳純選手が全国47都道府県をめぐる、子ども向けの卓球教室「全農presents石川佳純47都道府県サンクスツアー」の第一回を福島県喜多方市の「押切川公園体育館」で開催した。
イベントに参加した石川選手と福島の子どもたち
JA全農は、2011年から「ニッポンの食」で石川選手の活動をサポートし、石川選手の卓球教室を2011年から2020年にかけて計9回開催。今年度から、石川選手との触れ合いを通じて卓球少年少女の夢の実現を応援することを目指し、卓球教室をリニューアルして始めた。
「石川佳純47都道府県サンクスツアー」は、47都道府県での開催を予定しており、その第一回目は、東日本大震災から11年を経た福島県で、さらなる復興の願いを込めて開催。石川選手は開会に先立ち、子どもたちに向かって「第一回ということで私も緊張しています。卓球の練習や会話を通じて一日楽しんでもらいたい。皆さんが今後、卓球をする時のパワーを送れたらと思っています」とあいさつ。また、全農の広報・調査部の新妻成一部長は「しっかりごはんを食べて、立派な選手になっていただきたい」という激励の言葉を送った。
卓球を楽しむ石川選手と子どもたち
卓球教室では、石川選手がプレーを披露し、子どもたちと一緒に汗を流し卓球の楽しさを分かち合った。子どもたちは世界トップレベルのプレーをみて「打球が早い」「フットワークがすごい」などと声をあげ、「今後の練習に活かしていきます」と笑顔で話した。
また、参加者代表の子どもたちが石川選手とのゲームに挑戦する一幕も。プロの球筋を体感した子どもたちは驚きと興奮の表情を見せていた。また、対戦した石川選手が子どもたちからの本気のサービスを受けてレシーブを失敗する場面もあり、「すごく上手!」と拍手で子どもたちを称えた。
この日は、プレゼントをかけたクイズ大会も開かれ、石川選手も子どもたちと○×クイズに挑戦。「丈夫な体をつくるには好きなものを好きなだけ食べるのではなくごはんもおかずもバランスよく食べることが大切だ。○か×か」など、栄養学にまつわる問題や、開催地・福島県の農畜産物にまつわるもの、方言に関する問題が出題された。問題の中には「石川佳純選手が昨日の夜に食べたご飯の中で一番美味しかったのはすき焼きである。○か×か」というユニークな問題も。「福島牛のすき焼きをいただいたのですが、すごく美味しかったです」と笑顔を見せた。正解数の多かった子どもたちには、全農の商品ブランド「ニッポンエール」のグミが贈られた。
さらに、イベントでは「スポーツと食」をテーマにしたトークショーも開催。普段から食事に気を遣っている石川選手は「炊飯器とお米を持って行って、毎日3食お米を食べています」と海外遠征時の食事や「ニッポンの食」の大切さについて語った。また、小学生時代には「トマトやピーマン」などの野菜が苦手だったと話し、苦手を克服したきっかけについて「好きな味付けにして食べたり、まずは食べられる野菜から食べて、時々苦手な野菜にも挑戦したりすれば克服できると思います」と話し、好き嫌いせずに食事をすることの大切さを伝えた。
その他、小学生時代の練習方法や悔しかった経験、全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)での思い出などを語り、子どもたちも興味深そうに聞き入っていた。子どもたちからの質問コーナーでは「練習中におなかがすいたら何を食べますか?」という質問に、「おにぎり、バナナ、ヨーグルトなどを食べます。おにぎりをたべることが一番多いですね」と笑顔で回答した。
重要な記事
最新の記事
-
【JA部門】優秀賞 やりがいを感じる仕事で組合員対応力の強化 JAうつのみや TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月26日
-
令和6年「農作業安全ポスターデザインコンテスト」受賞作品を決定 農水省2024年11月26日
-
農水省「あふ食堂」など5省庁食堂で「ノウフク」特別メニュー提供2024年11月26日
-
鳥インフル 米オクラホマ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月26日
-
マークアップ上限kg292円に張り付いたSBS入札【熊野孝文・米マーケット情報】2024年11月26日
-
「りんご搾り粕」から段ボール「りんごジュース」出荷へ実用化 JAアオレン2024年11月26日
-
JAかみましきで第22回JA祭を開催 過去最多の来場2024年11月26日
-
鹿児島堀口製茶 DX通信に追加出資 地域農業の高度化と地域創生へ2024年11月26日
-
海の環境保全と国内水産業を応援 サンシャイン水族館で生産者と交流 パルシステム2024年11月26日
-
アグリビジネス創出フェア 農水省ブースに「レポサク」展示 エゾウィン2024年11月26日
-
2大会連続日本一の技術 坂元農場の高品質な牛肉づくりを紹介『畜産王国みやざき』2024年11月26日
-
「プレ節」発売10周年記念 無料配布イベント実施 マルト2024年11月26日
-
不健康な食生活がもたらす「隠れたコスト」年間8兆ドル FAO世界食料農業白書2024年11月26日
-
農業資材などお得に 2025年「先取り福袋」12月1日から予約開始 コメリ2024年11月26日
-
宅配システムトドックに「通販型乳がん検査キット」掲載 コープさっぽろ2024年11月26日
-
食品宅配サービスOisix「鈴鹿山麓育ち みんなにやさしいA2ヨーグルト」新発売2024年11月26日
-
需要好調で売上堅調 外食産業市場動向調査10月度 日本フードサービス協会2024年11月26日
-
気候変動緩和策 土地利用改変が大きい地域ほど生物多様性の保全効果は低い結果に2024年11月26日
-
雨風太陽 高橋代表が「新しい地方経済・生活環境創生会議」有識者構成員に就任2024年11月26日
-
サカタのタネ スペイン子会社がアルメリアで新本社の起工式を実施2024年11月26日