コロナ禍で増える自転車利用 共栄火災が意識調査2022年5月20日
共栄火災海上保険は5月の自転車月間に合わせ自転車ユーザーにみる「自転車の利用実態と安全運転に関する意識調査」を実施し、その結果は5月18日に公表した。
インターネットを通じた調査で月に1回以上自転車を利用する20歳以上の男女約1000人から回答を得た。
電動アシスト自転車の利用は前回19%に対して今回は20.6%と増えた。購入のきっかけは30代の4割、40代の3割が「子どもの送迎」と回答した。一方、50代、60代以上は6割が「坂道などの運転の補助」と回答した。
長引くコロナ禍で自転車の利用は前回の28.8%から今回は33.7%と増え、そのなかでも「業務・仕事での移動時の自転車利用」が前回の15.8%から18.4%へ増えていた。
年代別では20代で利用頻度が増えており前回の46.5%から59.9%となった。利用する場面は「通勤・通学」が54.4%と過半数を占め、「業務・仕事での移動」も前回の28.8%から33.2%へ増えた。若年層での自転車利用が増えていることが示されたという。
スマホと携帯 危ない
自転車運転の「危ない」5は、「スマホや携帯を使用しながらの運転」67.8%、「急な飛び出し」64%、「夜間の無灯火運転」52.9%、「傘を差しながらの運転」52%、「スピードの出し過ぎ」43.2%といずれも前回調査より高い数値が示され、自転車の利用頻度が高まる一方、「危ない」と感じる場面も増えている。
とくに「スマホと携帯」は前回より11%も高くなっており、共栄火災では法令やマナーを守った安全運転が求められるとしている。
自転車事故を防ぐために必要なことは「一人一人の注意」が49.8%ともっとも高くなった。50代で54.8%、60代で58.5%と年齢が高くなるにつれて「個人の注意が事故の防止につながる」と認識されていることがうかがえた。
自転車保険の加入は65.2%。加入を検討している人をあわせると78.6%だった。50代では86.4%、60代以上は80.2%と8割を超えた。年齢が高いほど自転車保険が必要と認識されていることもうかがえる。
重要な記事
最新の記事
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(2)DX戦略にも地域色拡充2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(3)JAは食・農の好循環先導を2024年7月17日
-
【訃報】生活クラブ生協連の加藤好一顧問が逝去2024年7月17日
-
【人事異動】農水省(7月16日付)2024年7月17日
-
【注意報】ナシ、ブドウなどに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年7月17日
-
ガチャピン・ムックとコラボ「ニッポンエール」グミ発売 JA全農2024年7月17日
-
日本農業の未来をけん引する人材育成へ 宮城県加美農業高校とNTT東日本グループが連携2024年7月17日
-
【注意報】大型斑点米カメムシ類、カスミカメムシ類による斑点米発生に注意 千葉県2024年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2024年7月17日
-
「第3回 全国桃選手権」開催 全国から45品がエントリー 日本野菜ソムリエ協会2024年7月17日
-
ハウス栽培向け環境制御システムのラインアップを拡充 クボタ2024年7月17日
-
生とうもろこしまるかじり 昭和村で農業体験開催 パルシステム群馬2024年7月17日
-
過去最大級60ブース出展「北海道新規就農フェア」8月3日に開催2024年7月17日
-
温室効果ガスを排出しないコンパクトな水素燃料電池発電システムを商品化 ヤンマーES2024年7月17日
-
さいたま市内の飲食店で「まんてん会津夏野菜フェア」開催2024年7月17日
-
AI活用畜産DX 肥育牛対象の耳標型「イヤタグセンサー」提供開始 デザミス2024年7月17日
-
「第8回高校生科学教育大賞」最優秀賞は京都府立桂高校 バイテク情報普及会2024年7月17日
-
「広島県産はっさく&レモンサワー」23日にリニューアル発売 JA全農2024年7月17日
-
「長野県産スイカフェア」開催 銀座の直営飲食店舗で18日から JA全農2024年7月17日
-
福岡JAトップ座談会「若い世代に魅力ある農業を」【食料・農業・農村/どうするのか? この国のかたち】2024年7月16日