米子北高校サッカー部 強さの秘訣は「米」 密着取材動画を公開 JA全農2022年7月20日
JA全農は7月20日、サッカーの強豪校、米子北高校サッカー部の一日に密着取材し、その強さの秘訣として、"一人一日に茶碗19杯分のごはんを食べる"など、米の摂取による体づくりに取り組む姿に迫る動画を公開した。
令和3年度の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で、全国2位に輝いた米子北高校は、U-19日本代表に選出された佐野航大選手(ファジアーノ岡山)やロシアW杯に出場した昌子源選手(ガンバ大阪)などを輩出するサッカーの名門校。同校はサッカーのトレーニングに加え、"米食"を取り入れた「体づくり」に励んでいる。
動画では、米子北高校のハードなトレーニングから選手の「1日の食事」に密着取材し、彼らの目標や"米食"の目的・効果について聞いた。また、キャプテンを務める野田徹生選手がカメラを回し、同校サッカー部の寮に潜入するシーンもある。
同校では、朝・昼・晩のごはんの他に、トレーニング前後に200グラムの特大おにぎりを摂取。部員一人が一日に摂取するごはんは、茶碗約19杯分(8.7合、約2.9㎏)にもなる。同校サッカー部の中村真吾監督は「 体づくりをする中で、"お米を食べることにより、タンパク質の吸収が良くなる"という話を聞いて、授業の合間や練習の前後に積極的におにぎりを食べるようになった。コロナ禍もあって鍛えきれていない一方、おにぎりを食べることで体が一回り大きくなる部員もいる」とコメント。また、今のチームの目標は「インターハイでの優勝」という野田キャプテンは「実際におにぎりを食べるようになってから、体が大きくなり、総合的なパフォーマンス向上に結び付いている。おにぎりを食べることで、効率よく体づくりができているし、集中力の維持や体づくりに良い効果をもたらしている」と話している。
一方、動画では公認スポーツ栄養士の橋本玲子先生が、米子北高校の"米食"を取り入れたトレーニングと、スポーツに取り組む若者の身体づくりにおける米の効能について解説。橋本先生は「お米はスポーツ選手にとってエネルギーの源となる、最も大切な食材」とコメントしている。この動画と記事は中高生向けサッカー系WEBメディア「ヤンサカ」でも配信を予定。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日