連携して持続可能な地域農業発展を JA鹿児島きもつきとJAさがえ西村山が姉妹協定2022年8月8日
鹿児島県とJA鹿児島きもつきと山形県のJAさがえ西村山(山形県)は8月1日、姉妹JA協定を結んだ。役職員の相互交流を促進して人材育成を進めるほか、両JAの生産組織間で情報を共有し、スキルアップを図る。互いに連携し、持続可能な農業と地域社会の発展を目指す。
姉妹JAの協定を結んだJA鹿児島きもつきの下小野田組合長(右)とJAさがえ西村山の安孫子組合長
両JAの姉妹JA協定の締結式は8月1日、山形県寒河江市のJAさがえ西村山本所で行われ、同JAの安孫子常哉組合長とJA鹿児島きもつきの下小野田寛組合長らが出席し、両組合長が協定書に署名した。
両JAでは、JAさがえ西村山の畜産農家が鹿児島で子牛を買い付けるなど以前から交流があったということで、今回、姉妹協定を結ぶことになった。協定には、両JAの特産品などを相互販売して、知名度アップや農家手取りの拡大を目指すとともに、災害時には早期復旧・復興に協力し合うことなどが盛り込まれた。
下小野田組合長は「ともに海外輸出を展開するなど志は同じ。交流を深め、次世代につなげていきたい」と力を込めた。
安孫子組合長は「鹿児島県と山形県の農業が、実り多くなるよう願っている」と期待を示した。
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