JA共済 地域貢献活動6年間で2万8000件 事例を取りまとめ2022年8月22日
JA共済連は8月19日、JA共済の地域貢献活動をまとめた冊子「JA共済 地域貢献活動REPОRT2022」を発行した。本冊子を全国のJAに配布するほか、JA共済地域貢献活動ホームページ「ちいきのきずな」で公開している。
本冊子では、国連のSDGs(持続可能な開発目標)がめざす「誰1人取り残さない」世界の実現に向けたJA共済の地域貢献活動や地域に根ざした取り組みについて、JA共済の地域貢献活動アンバサダーを務めるお笑い芸人のティモンディとともに解説している。
活動は「健康で豊かな生活への貢献」、「安心・安全を実感できる地域社会づくり」、「持続可能な農業への貢献」、「地球環境への貢献」、「地域の実情に応じたさまざまな地域貢献活動」の5つに柱に整理して紹介している。
JA共済では、平成28年度に「地域・農業活性化積立金」を創設し、これまでの「ひと」「いえ」「くるま」分野に加え、地域の実情に応じた「くらしや営農」に関するさまざまな活動にJAと一体となって取り組んできた。
営農分野では農作業効率化に向けた先進機器等の寄贈、直売所の設備強化、鳥獣被害対策の取り組みなど、くらしの分野では移動購買車の寄贈、子育て支援イベントの開催、高齢者生活支援の実施などに取り組んでいる。
JA共済連によると令和3年度までの6年間で各県域の活動件数は累計で約2万8000件にのぼり、イベントなどの活動には延べ約1200万人が参加したという。
JA共済では今後も地域貢献活動を通じて組合員・利用者とのコミュニケーション向上を図り、保障の提供と積極的な地域貢献活動の双方に取り組んでいくとしている。
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